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2017-04-09猫の惑星9 このエントリーを含むブックマーク

<修正前>

“因为那个兵偷吃了一个叶梗。”

「あの兵士がこっそり葉っぱの茎を食べたからだ。」

“为吃一个叶梗就可以……”我没往下说;我又忘了我是在猫人中,和猫人辩理有什么用呢!我指 着四围的兵说:“捆起他来。”大家你看着我,我看着你,似乎不明白我的意思。“把大蝎捆起来!” 我更清晰的说。还是没人上前。我心中冷了。设若我真领着这么一群兵,我大概永远不会使他们明 白我。他们不敢上前,并不是出于爱护大蝎,而是完全不了解我的心意——为那死兵报仇,在他们的 心中是万难想到的。这使我为难了:我若放了大蝎,我必定会被他轻视;我若杀了他,以后我用他 的地方正多着呢;无论他怎不好,对于我在火星上——至少是猫国这一部分——所要看的,他一定比这 群兵更有用一些。我假装镇静——问大蝎:“你是愿意叫我捆在树上,眼看着兵们把迷叶都抢走呢? 还是愿意认罚?”

「一つの茎を食べただけで......」僕はそう言いかけてやめた。僕はネコ人間の群れ にいることをまた忘れていた。ネコ人間と言い争っても意味はない。僕は周りの兵士 を指して「そいつを縛れ!」と言った。兵士たちはお互いの顔を見合わせながらまる で僕の言ったことを理解していなかったようだ。「ダーシエを縛れ!」と、さらには っきりと言った。だけど誰も動かなかった。僕は失望した。もし本当にこの兵士たち を率いるのならば、僕の言葉は永遠に理解されることはないだろう。彼らが動かない のはダーシエを庇っているのではなく、ただ僕の考えを理解してくれなかっただけだ。 彼らは死んだ兵士の仇をとることを考えてもいなかった。僕は困った。もし、ダーシ エを逃したら絶対に見くびられてしまう。だけど、もしも殺したら後に奴を必要とす ることが多くあるかもしれない。奴がどんなに悪くても、僕が火星で少なくともネコ の国で見る限りダーシエは兵士より使える。僕は冷静を装ってダーシエに聞いた。「木 の上に縛りつけられて兵士たちに迷いの葉をとられるのを見届けるか、それとも、罰 を受けるか。」

兵们听到我说叫他们抢,立刻全精神起来,立刻就有动手的,我一手抓着大蝎,一脚踢翻了两 个。大家又不动了。大蝎的眼已闭成一道线,我知道他心中怎样的恨我:他请来的大神的代表,反 倒当着兵们把他惩治了,极难堪的事,自然他决不会想到因一节叶梗而杀人是他的过错。但是他决 定不和我较量,他承认了受罚。我问他,兵们替他收迷叶,有什么报酬。他说,一人给两片小迷叶。 这时候,四围兵们的耳朵都在脑勺上立起来了,大概是猜想,我将叫大蝎多给他们一些迷叶。我叫 他在迷叶收完之后,给他们一顿饭吃,象我每天吃的晚饭。兵们的耳朵都落下去了,却由嗓子里出 了一点声音,好象是吃东西噎住了似的,不满意我的办法。对于死去那个兵,我叫大蝎赔偿他的家 小一百个国魂。大蝎也答应了。但是我问了半天,谁知道他的家属在哪里?没有一个人出声。对于 别人有益的事,哪怕是说一句话呢,猫人没有帮忙的习惯。这是我在猫国又住了几个月才晓得的。 大蝎的一百个国魂因此省下了。

僕が盗めと言ったのを兵士たちが聞きすぐに元気になった。さっそく行動に移そう とした兵士もいたので片手はダーシエを抑えながら二人の兵士を蹴り飛ばした。皆は また動かなくなった。ダーシエは一本の線になるくらい目を細めた。彼がどれほど僕 を恨んでいるかはわかっている。彼が招いた神様の代表が兵士の前で彼を懲らしめて いる。こんなに堪えがたいことはほかにない。彼はもとよりたった一本の迷いの葉の 茎で人を殺したことを間違いだと思っていない。しかし、彼は僕と勝負しないで罰を 受け入れることにした。兵士たちが彼に迷葉を集めることによってどんな報酬がある かを彼に聞いた。彼は一人につき二枚の小さな迷葉を与えると言った。この時に、周 りの兵士たちの頭の上の耳はぴんと立ち上がった。おそらく僕がダーシエに迷葉をも っとやれと言ってくれると思ったのだろう。僕は彼に迷葉を集め終わった後に彼らに 自分が毎日食べている夕食と同じものを食べさせろと言った。兵士たちの耳は伏せた が喉で何かの音がした。何かがのどにつかえているようだった。僕のやり方に賛成で きないようだ。死んだ兵士のことに対して僕はダーシエに彼の家族に 100 国魂を賠償 させるように言った。ダーシエも承知した。だけど、僕は誰か彼の家族の居場所を知 っているかと聞いたが誰も答えなかった。他人に対して有利なことは一言も喋らず助 けないのがネコ人間の習慣なのだ。これは僕がネコ国でその後数か月暮らしてようや く知ったことである。だからダーシエの 100 国魂は使わずに済んだ。 迷叶收完,天天刮着小风,温度比以前降低了十几度。灰空中时时浮着些黑云,可是并没落雨。 冬季的开始,是地主们带着迷叶到城市去的时候了。大蝎心中虽十二分的不满意我,可是不能不假 装着亲善,为是使我好同他一齐到城市去;没有我,他不会平安的走到那里:因为保护迷叶,也许 丢了他的性命。 迷葉を集め終わった後は毎日風が吹き気温も以前より十何度も下がった。曇り空に 常に黒い雲が漂っているが雨は降らない。冬の初めには地主が迷いの葉を持って街に 行く時期である。ダーシエの心の中では僕に対して非常に不満に思っているが親切に しているように見せかけないといけない。それは僕を一緒に街に連れて行くためだ。 僕がいないと彼は安全にそこまでたどり着くことができない。迷葉を守るために彼自 身の命を落とすかもしれないからだ。 迷叶全晒干,打成了大包。兵丁们两人一组搬运一包,二人轮流着把包儿顶在头上。大蝎在前, 由四个兵丁把他抬起,他的脊背平平的放在四个猫头之上,另有两个高身量的兵托着他的脚,还有 一名在后面撑住他的脖子,这种旅行的方法在猫国是最体面的,假如不是最舒服的。二十名家将全 拿着乐器,在兵丁们的左右,兵丁如有不守规则的,比如说用手指挖破叶包,为闻闻迷味,便随时 奏乐报告大蝎。什么东西要在猫国里存在必须得有用处,音乐也是如此,音乐家是兼作侦探的。 迷葉は全て干し終わってから大きな袋に詰められた。兵士たちは二人一組になって 一袋を運んでいた。二人で交互に袋を頭に乗せて運んだ。ダーシエが 4 人の兵士に担 ぎられて先頭にいた。ダーシエの平の背中が 4 つのネコの頭の上に置かれていた。そ のほかに二人の背の大きい兵士は彼の足を運び、もう1名の兵士は後ろで彼の首を支 えていた。このような旅行の方法はネコ国では最もメンツがある旅行の方法である。 もしかしたら気持ち良いわけではないが。20名の家臣たち全員楽器を持ち兵士たち の左右にいた。それは、もし兵士たちがルールを守らずに例えば迷葉の香りを嗅ぐた めに指を使って迷葉の袋を破ったりしたらすぐにでも音楽を奏でてダーシエに報告 するためである。ネコ国に存在するすべてのものは使い道がある。音楽もその一つ。 音楽家は探偵の仕事もしている。 我的地位是在大队的中间,以便前后照应。大蝎也给我预备了七个人;我情愿在地上跑,不贪 图这份优待。大蝎一定不肯,引经据典的给我说明:皇帝有抬人二十一,诸王十五,贵人七……这 是古代的遗风,身分的表示,不能,也不许,破坏的。我还是不干。“贵人地上走,”大蝎引用谚 语了:“祖先出了丑。”我告诉他我的祖先决不因此而出了丑。他几乎要哭了,又引了西句诗:“仰 面吃迷叶,平身作贵人。”“滚你们贵人的蛋!”我想不起相当的诗句,只这么不客气的回答。大 蝎叹了一口气,心中一定把我快骂化了,可是口中没敢骂出来。 僕は前後を見渡せるように行列の中間にいた。ダーシエは僕のために 7 人の兵士を 用意してくれた。僕は地面で走っていた方がよっぽどよい。このような贅沢はしなく てもいいのにダーシエは僕の話を聞き入れてくれなかった。そしてこう説明した。皇 帝は 21 人も担いでくれる人がいて、家臣は 15 人、妃は 7 人いたのだ。これは古代か ら引き継がれたものであり、身分でもあるから絶対に壊してはいけないのだ。だけど、 僕は嫌がった。「身分の高い人が自分で歩く。」ダーシエがとこわざを使って「先祖が 恥をかいた。」と言った。僕は彼に僕の先祖は決してこのことによって恥をかいたり はしない。彼は泣きそうになり、また 4 句の詩を引用した。それは〇〇。何が貴人だ。 僕は当てはまるような詩を思い浮かばなかったためこのような遠慮のない返しにな ってしまった。ダーシエはため息をつき心の中ではきっと僕を罵倒していたに違いな い。だけど恐れてそれを口に出して言わなかった。 排队就费了两点多钟的工夫,大蝎躺平又下来,前后七次,猫兵们始终排不齐;猫兵现在准知 道我不完全帮忙大蝎,大蝎自然不敢再用木棍打裂他们的猫头,所以任凭大蝎怎么咒骂他们,他们 反正是不往直里排列。大蝎投降了,下令前进,不管队伍怎样的乱了。 列に並ぶだけで 2 時間も費やしてしまった。ダーシエは横になっては起き上がり全 部で 7 回も繰り返した。ネコ n お兵士たちは始終綺麗に整列することができずにい た。兵士たちは今の僕はダーシエの見方ではないと確信していて、もちろんダーシエ も木の棒を使って兵士たちの頭をかち割ることはできない。だからダーシエがいくら 彼らを叱っても彼らはまっすぐに並ぶことはなかった。ダーシエは負けた先を進むよ うに命じた。兵隊がどのように綺麗に整列していなくても。 刚要起程,空中飞来几只白尾鹰,大蝎又跳下来,下令:出门遇鹰大不祥,明日再走!我把手 枪拿出来了,“不走的便永远不要走了!”大蝎的脸都气绿了,干张了几张嘴,一句话没说出来。 他知道与我辩驳是无益的,同时他知道犯着忌讳出行是多么危险的事。他费了十几分钟才又爬到猫 头上去,浑身颤抖着。大队算是往前挪动了。不知道是被我气得躺不稳了,还是抬的人故意和他开 玩笑,走了不大的工夫,大蝎滚下来好几次。但是滚下来,立刻又爬上去,大蝎对于祖先的遗风是 极负保存之责的。 出発しようとした時に空に何羽かのワシが飛んできた。ダーシエまた飛び降りて 「出かける時に鷲に出会うのは悪い予兆だ。また他の日に出発しよう」と命じたが僕 は銃を持ち出し「行かない奴は永遠に行かなくてよい」と言った。ダーシエは怒りの あまりに顔を真っ青にして何かを言おうとして口を開けてみたが一言も発すること もできなかった。彼は僕と言い争うのは自分に利益のないことだとわかっている。そ れと同時に彼はタブーなことを犯しながら出かけることはどんなに危険なことかを 知っていた。彼は何十分もの時間を費やしてまたネコの頭の上に戻った。体中が怯え て震えていた。行列はどうにか前に移動した。僕に腹が立っているかわからないがじ っと横に寝てはいられなかった。それとも、運ぶ人が彼と冗談を言っているかのどっ ちかだった。少しの時間しか経っていないうちにダーシエは何回も転び落ちた。しか し、落ちるもまたすぐに上りあがった。ダーシエに先祖の前代から残した気風を守る 責任があった。 沿路上凡是有能写字的地方,树皮上,石头上,破墙上,全写上了大白字:欢迎大蝎,大蝎是 尽力国食的伟人,大蝎的兵士执着正义之棍,有大蝎才能有今年的丰收……这原来都是大蝎预先派 人写好给他自己看的。经过了几个小村庄,村人们全背倚破墙坐着,军队在他们眼前走过,他们全 闭着眼连看也不看。设若他们是怕兵呢,为何不躲开?不怕呢,为何又不敢睁眼看?我弄不清楚。 及至细一看,我才明白过来,这些原来是村庄欢迎大蝎的代表,因为他们的头上的细灰毛里隐隐绰 绰的也写着白字,每人头上一个字,几个人合起来成一句“欢迎大蝎”等等字样。因为这也是大蝎 事先派人给他们写好的,所以白色已经残退不甚清楚了。虽然他们全闭着眼,可是大蝎还真事似的 向他们点头,表示致谢的意思。这些村庄是都归大蝎保护的。村庄里的破烂污浊,与村人们的瘦, 脏,没有精神,可以证明他们的保护人保护了他们没有。我更恨大蝎了。 道中に字が書けるところがあれば木の皮に、石の上に、壊れた壁にすべて大きい白い字が書か れていた。それは、ダーシエを歓迎する、ダーシエは国のために尽くしてくれる偉人だ。 ダーシエの兵隊は正義の味方と申し、ダーシエがいるから今年のような収穫ができた。これはな んとダーシエが先に人に書かせて自分に見せるためのものであった。何個かの村を通りすぎて、 村人たちは壊れた壁を背にして座っていた。軍隊は彼らの目の前を通りすぎたが彼らは全て目を 閉じて見ようとしなかった。彼らは兵を恐れているのだろうか。なぜ避けないのだろうか。恐れ ていなければなぜ目を開けようとしないのだろうか。僕には分からなかった。じっくりと見てか らやっと理解できたのだ。これらは実はダーシエを歓迎する村の代表だった。彼らの細い灰色の 髪の毛の中にも白い文字が書かれていた。1 人に一文字づつ書かれてあって、それを合わせると 「ダーシエを歓迎する」などの文字が書かれていた。なぜなら、これもダーシエが事前に人を行 かせて書かせたものであった。だから、白の色はもうすでに色落ちしていて文字がはっきりして いなかった。彼らは目を閉じているとしてもダーシエはそれを間に受けているように彼らに頷き 感謝の気持ちを表した。これらの村はダーシエによって守られている。村は汚くひどく汚れてい て、村人たちも痩せていて、汚く,力がなくなっていた。これで村人の保護者が彼らを守ってい ないことが証明される。このことによってさらにダーシエを恨むようになった。 要是我独自走,大概有半天的工夫总可以走到猫城了。和猫兵们走路最足以练习忍耐性的。猫 人本来可以走得很快,但是猫人当了兵便不会快走了,因为上阵时快走是自找速死,所以猫兵们全 是以稳慢见长,慢慢的上阵,遇见敌人的时候再快快的——后退。 もし、僕 1 人で行くとなるとだいたい半日の時間でネコの国に着くだろう。ネコの兵たちと歩 くのは忍耐性を鍛えるのに十分だ。ネコ人間は本来は速く歩くことができる。しかし、兵になる と遅くなってしまう。なぜなら、戦場に行く時に速く歩くことは早死に望んでいるのと一緒であ るからだ。だから、兵たちは全員は長生きするためにゆっくりと動いているのだ。ゆっくりと戦 に行き、敵と出会った時には速やかに逃げる。 下午一点多了,天上虽有些黑云,太阳的热力还是很强,猫兵们的嘴都张得很宽,身上的细毛 都被汗粘住,我没有见过这样不体面的一群兵。远处有一片迷林,大蝎下令绕道穿着林走。我以为 这是他体谅兵丁们,到林中可以休息一会儿。及至快到了树林,他滚下来和我商议,我愿不愿意帮 助他抢这片迷林。“抢得一些迷叶还不十分重要,给兵们一些作战的练习是很有益的事。”大蝎说。 没回答他,我先看了看兵们,一个个的嘴全闭上了,似乎一点疲乏的样子也没有了;随走随抢是猫 兵们的正当事业,我想。我也看出来:大蝎与他的兵必定都极恨我,假如我拦阻他们抢劫。虽然我 那把手枪可以抵得住他们,但是他们要安心害我,我是防不胜防的。况且猫人互相劫夺是他们视为 合理的事,就是我不因个人的危脸而舍弃正义,谁又来欣赏我的行为呢?我知道我是已经受了猫人 的传染,我的勇气往往为谋自己的安全而减少了。我告诉大蝎随意办吧,这已经是退步的表示了, 哪知我一退步,他就立刻紧了一板,他问我是否愿意领首去抢呢?对于这一点我没有迟疑的拒绝了。 你们抢你们的,我不反对,也不加入,我这样跟他说。 午後の一時過ぎには空は曇っていたが日差しは変わらず強かった。ネコ兵たちは口を大きく開 けていた。体中の毛は汗でくっついていた。このようなだらけている兵たちを見るのは初めてだ。 遠くにある林があるのを知りダーシエは林を突き抜けるように兵たちに命令した。僕はこれは兵 士たちを林の中で休めるように気を遣っていたのかと思っていた。林についたとしても彼は転が り落ちて来て僕にこの林を共に奪わないかと相談してきた。ダーシエは「迷いの葉を奪うことは 決して重要なことではない。兵士たちの良い練習になるのが重要なことだ」と、言った。僕は返 事をしなかった。僕は先に兵士たちを見た。皆の口は全て閉じていた。まるで疲れが飛んだよう だ。僕は歩きながら盗むのはネコ兵士たちの本業であると思った。僕もまたもし盗みを止めたら ダーシエと兵士たちはきっと僕を恨むとわかっていた。僕のあの銃で彼らを止めることはできる けれども彼らが僕を殺すのは防げるのはできないことだ。しかも、ネコ人間はお互い盗み合うこ とは合理的なことと見ている。僕は正義のためなら命なんて欲しくないが果たして僕の行為を認 めてくれる人はいるだろうか。僕はネコ人間の感染を受けたとわかっている。僕の勇気はだんだ んと自分の安全のために少なくなっていった。ダーシエにやりたいのならやっていいよと伝えた。 これはもうすでに譲ると同じだった。譲った瞬間に彼は僕にリーダーとなって奪いに行かないか と聞いてきた。この点に対しては僕には拒むためらいもできなかった。僕は彼に「やるなら勝手 にやってくれ。反対しないし参加もしない」と、言った。 兵们似乎由一往树林这边走便已嗅出抢夺的味儿来,不等大蝎下令,已经把叶包全放下,拿好 木棍,有几个已经跑出去了。我也没看见大蝎这样勇敢过,他虽然不亲自去抢,可是他的神色是非 常的严厉,毫无恐惧,眼睛瞪圆,头上的细毛全竖立起来。他的木棍一挥,兵们一声喊,全扑过迷 林去。到了迷林,大家绕着林飞跑,好象都犯了疯病。我想,这大概是往外诱林中的看护人。跑了 三圈,林中不见动静,大蝎笑了,兵们又是一声喊,全闯入林里去。 兵士たちは林を向う途中で臭いを嗅ぎ、ダーシエが命令を下す前に荷物をすでに下ろしていた。 何人かの兵士はもうすでに棒を持って林に向かって走って行った。僕もこんなに勇敢なダーシエ を見たことがなかった。自分自身で奪いに行かないが彼の目つきはとても厳格で恐怖がなく、目 を大きく開き、頭の産毛は全て立っていた。ダーシエが棒を振ると兵士たちは声をあげて全員が 迷林に向かって走った。皆、迷いの林に着いて林の周りを速いスピードで走っていて気が狂って いるようだった。僕はこれを林の中の管理人を誘い出すような行動だと思った。三週走り回って も林の中の音はしなかった。ダーシエは笑った。兵士たちはまた一声をかけまた林の中にまっし ぐらに突進して行った。 林中也是一声喊,大蝎的眼不那么圆了,眨巴了几下。他的兵退出来,木棍全撒了手,双手捂 着脑勺,狼嚎鬼叫的往回跑:“有外国人!有外国人!”大家一齐喊。大蝎似乎不信,可是不那么 勇敢了,自言自语的说:“有外国人?我知道这里一定没有外国人!”他正这么说着。林中有人追 出来了。大蝎慌了:“真有外国人!”林中出来不少的猫兵。为首的是两个高个子,遍体白毛的人, 手中拿着一条发亮的棍子。这两个一定是外国人了,我心中想;外国人是会用化学制造与铁相似的 东西的。我心中也有点不安,假如大蝎请求我去抵挡那两个白人,我又当怎办?我知道他们手中发 亮的东西是什么?抢人家的迷林虽不是我的主意,可是我到底是大蝎的保护人;看着他们打败而不 救他,至少也有失我的身分,我将来在猫国的一切还要依赖着他。“快去挡住!”大蝎向我说,“快 去挡住!” その後に林の中中からも声がした。ダーシエの目は先ほどよりもそんなに丸くなくなり、瞬きを 何回かした。彼の兵は撤退してきた。棒を全て無くし頭の後ろで両手を組み狂ったように叫びな がら走って戻ってきた。「外国人がいる。外国人がいる。」と皆揃って叫んだ。ダーシエは信じて いなかったが前のような自信は無くなっていた。独り言を言った。それは「外国人だと?いるわけ ない」と言った。しかし、林から人が追いかけてきた。ダーシエは焦った。「本当にいた」と言っ た。林からたくさんのネコの兵士が出てきた。一番最初に出てきたのは背の高い 2 人だった。体 に白い体毛が生え、手には光る棒を持っている人が出てきた。この 2 人がきっと外国人であろう。 僕は外国人には化学を使って鉄のような物を作り出せる技術を持っていると考えた。僕も心が少 し不安になった。もし、ダーシエがあの 2 人の外国人を防ぎとめることを依頼してきたらどうし たら良いのだろう。僕には彼らが持っているものをわかっていた。人の迷いの林を奪うのは僕の アイデアではないが、ダーシエの保護者だから彼らが負けても助けなかったら自分の立場もなく なる。しかも、将来はネコの国で頼れるのはダーシエしかいない。「早く止めろ」ダーシエが僕に 言った。「早く止めろ」と。 我知道这是义不容辞的,我顾不得思虑,拿好手枪走过去。出我意料之外,那两个白猫见我出 来,不再往前进了。大蝎也赶过来,我知道这不能有危险了。“讲和!讲和!”大蝎在我身后低声 的说。我有些发糊涂:为什么不叫我和他们打呢?讲和?怎样讲呢?事情到头往往不象理想的那么 难,我正发糊涂。那两个白人说了话:“罚你六包迷叶。归我们三个人用!”我看了看,只有两个 白人。怎么说三个呢?大蝎在后面低声的催我:“和他们讲讲!”我讲什么呢?傻子似的我也说了 声:“罚你六包迷叶。归我们三个人用!”两个白人听我说了这句,笑着点了点头,似乎非常的满 意。我更莫名其妙了。大蝎叹了口气。分付搬过六包迷叶来。六包搬到,两个白人很客气的请我先 挑两包。我这才明白。原来三个人是连我算在内的。我自然很客气的请他们先挑。他们随便的拿了 四包交给他们的猫兵,而后向我说:“我们的迷叶也就收完。我们城里再见。”我也傻子似的说了 声:“城里再见。”他们走回林里去了。 このことは義理上では断れないとわかっていた。しかし、迷う暇もなく銃を持って歩いて行っ た。意外にも、あの 2 人のネコが僕を見た瞬間に前に進むことができなくなった。ダーシエも急 いでこっちに向かってきたのでこれで安全だと思った。ダーシエは僕の後ろで低い声で「仲直り できるように話をつけろ」と囁いだ。僕は少し混乱した。なぜ僕に戦わせるのではなく仲直りを させるのだろうか。どう話したら良いのだろうか。出来事はいつも思うようにそんなに難しいこ とではない。僕が混乱していたらあの 2 人の白人が話した。「6 袋の迷いの葉を罰する。俺ら 3 人 が使う用にだ」僕は見回したら 2 人しかいなかった。なぜ 3 人と言ったのだ?ダーシエは僕の後 ろで低い声で「早く言って」と言った。何を話すと言うの。バカみたいに僕も「6 袋の迷いの葉 を罰する。僕ら 3 人で使う用だ」と言った。2 人の白人が僕の話を聞いて笑いながら頷いた。と ても満足しているようであった。僕はさらにわけがわからなくなった。ダーシエは一息ついた。 6 袋の迷いの葉を持ってくるように命令した。迷いの葉が運ばれてきて 2 人の白人は礼儀正しく 先に僕に選ばせた。やっと意味がわかった。元々は僕を入れての 3 人だった。僕は自然に礼儀正 しく彼らに先に選ばせた。彼らは適当に 4 袋を取って彼らの兵士に渡した。その後に僕に言った。 「僕たちも迷いの葉も集め終わった。町で会いましょう」僕もバカみたいに「町で会おう」と言 った。そして彼らは林に戻った。 我心中怎么想怎么糊涂。这是什么把戏呢? 僕は心の中でどう考えてもわからなかった。これはどういう企みなのだろうか。 直到我到了猫城以后,与外国人打听,才明白了其中的曲折。猫国人是打不过外人的。他们唯 一的希望是外国人们自己打起来。立志自强需要极大的努力,猫人太精明,不肯这样傻卖力气。所 以只求大神叫外国人互相残杀,猫人好得个机会转弱为强,或者应说,得个机会看别国与他们自己 一样的弱了。外国人明白这个,他们在猫国里的利害冲突是时时有的。但是他们决不肯互相攻击让 猫国得着便宜。他们看得清清楚楚,他们自己起了纷争是硬对硬的。就是打胜了的也要受很大的损 失;反之,他们若是联合起来一同欺侮猫国,便可以毫无损失的得到很大好处。不但国际间的政策 是如此,就是在猫国作事的个人也守着这个条件。保护迷林是外国人的好职业。但是大家约定:只 负替地主抵抗猫国的人。遇到双方都有外国人保护的时候,双方便谁也不准侵犯谁;有不守这个条 件的,便由双方的保护人商议惩罚地主或为首的人。这样,既能避免外国人与外国人因猫国人的事 而起争执,又能使保护人的地位优越,不致受了猫国人的利用。 ネコの町に着いた後に外国人に話を聞いてその訳がわかった。ネコ人間は外国人に勝てないの だ。彼らの唯一の希望は外国人同士が戦いを起こすことだ。意思が強くするために大きな努力が 必要である。ネコ人間はとても頭がよくてこのように力をバカみたいに使わない。だから、神様 に外国人同士に戦わせるのを願うしかない。ネコ人間にいい機会が訪れるのを待っている。また、 ある機会で他の国は彼らと同じように弱いことを知った。外国人は彼らがネコの町にいるときに 衝突があるに違いないとわかっている。だけど、彼らは決してお互いを攻撃してネコの町が利益 の得ることはしない。彼らは彼ら同士が戦うのは良いことではないとはっきりとわかっている。 戦いで勝ったとしても大きな損失をすることになる。これに反して、彼らが手を組んでネコの町 をいじめたら損失することなく逆に大きな得をする。国と国の間での政策だけでなくこれはネコ の町で仕事をしている人でもこの条件を守らないといけない。迷いの林を守るのは外国人にとっ て仕事である。しかし、皆が守っていることがある。それは、地主の代わりにネコの町を襲う人 がいる場合、また、双方とも外国人に守られている場合は双方とも相手を犯してはならない。も しこの条約を破る人がいたら双方の保護者に地主かはじめとする人の処罰の相談をしてもらう。 これでネコ人間のために外国人同士の争いを避けることもでき保護者に優越感を感じさせる。さ らにネコ人間に利用されることもない。 为保护人设想这是不错的办法。从猫国人看呢?我不由的代大蝎们抱不平了。可是继而一想: 大蝎们甘心忍受这个,甘心不自强,甘心请求外人打自己家的人。又是谁的过错呢?有同等的豪横 气的才能彼此重视,猫国人根本失了人味。难怪他们受别人这样的戏弄。我为这件事心中不痛快了 好几天。 保護者のためならこの条約は良いことである。しかし、ネコ人間からしたらどうだろうか。僕は ダーシエの不義を抱くしかなかった。しかし、さらに考えてみたらダーシエは好きでこれを我慢 して、自立心もなく、好きで他人に自分の家族を殴らせている。これは誰の過ちでもない。同じ く豪気があればお互いを重視する。ネコ人間は人間の元々の持っているものが無くなった。だか ら彼らは他人にからかわれているのだ。僕はこのことで何日も悩んだ。 往回说:大蝎受了罚,又郑重其事的上了猫头,一点羞愧的神气没有,倒好似他自己战胜了似 的。他只向我说,假如我不愿要那两包迷叶——他知道我不大喜欢吃它——他情愿出二十个国魂买回去。 我准知道这包迷叶至少也值三百国魂,可是我没说卖,也没说不卖,我只是不屑于理他,我连哼一 声也没哼。 元々、ダーシエが罰を受けてから何事もなくネコの頭に乗った。ちっとも恥ずかしいと思ってい ない。自分が戦に勝ったようだった。彼は僕にただもしその 2 袋の迷いの葉が欲しくなければ、 20 国魂で買い取りたい。さらに彼も僕がそれを食べるのが好きではないことを知っていた。僕に もこの迷いの葉は少なくとも 300 国魂の価値がある。だけど僕は売るなど言っていないし、ただ 彼を無視していた。僕は一声も発さなかった。 太阳平西了,看见了猫城。 日が暮れた時にネコの城が見えた。 一眼看见猫城,不知道为什么我心中形成了一句话:这个文明快要灭绝!我并不晓得猫国文明 的一切;在迷林所得的那点经验只足以引起我的好奇心,使我要看个水落石出,我心目中的猫国文 明决不是个惨剧的穿插与布景;我是希望看清一个文明的底蕴,从而多得一些对人生的经验。文明 与民族是可以灭绝的,我们地球上人类史中的记载也不都是玫瑰色的。读历史设若能使我们落泪, 那么,眼前摆着一片要断气的文明,是何等伤心的事! ネコの町を一目を見てなぜかある一言が浮かんだ。この文明はもうすでに絶滅する!だけどネコ の町の文明を詳しく知っていない。迷いの林で経験したあのことはただ僕の好奇心を持って結果 が気になったにすぎない。僕の心の中のネコの町の文明は決してこのような残酷の景色ではない。 僕はただ一つの文化の詳細を知りたいだけだ。そこから多くの人生の経験を得たいと思っている。 文明と民族は絶滅しても良い。僕たちの地球上の人類史中の記録でも全てバラ色でもない。歴史 を読むことは僕たちに涙を流せることができるならば目の前に置かれている絶滅しようとして いる文明はなんと悲しいことだろう。 将快死去的人还有个回光返照,将快寿终的文明不必是全无喧嚣热闹的。一个文明的灭绝是比 一个人的死亡更不自觉的;好似是创造之程已把那毁灭的手指按在文明的头上,好的——就是将死的 国中总也有几个好人罢——坏的,全要同归于尽。那几个好的人也许觉出呼吸的紧促,也许已经预备 好了绝命书,但是,这几个人的悲吟与那自促死亡的哀乐比起来,好似几个残蝉反抗着狂猛的秋风。 もうすぐに死ぬ人でも死ぬ前には一息生き返るがもうすぐに終焉を迎える文化は決して賑やか なことではない。一つの文明の絶滅は人の死よりも気づかないことである。まるで文明を作った 時にもうすでに絶滅の指が文明の頭の上に置かれていた。もうすでに死にそうな国にも何人かの 良い人もいるし悪い人もいる。全員で滅びることになる。あの何人かの良い人でも呼吸の速さに 気づいた。もうすでに遺言書を準備したようだった。しかし、この人たちの悲しく吟じている人 と自殺をする喜びと悲しみを比べてまるで怪我しているセミが強風の抵抗をしているようだ。 猫国是热闹的,在这热闹景象中我看见那毁灭的手指,似乎将要剥尽人们的皮肉,使这猫城成 个白骨的堆积场。 ネコの町は賑やかな場所であり、この賑やかな景色の中であの破壊する指を見た。まるでもうす ぐに人々の肉体を削ぎ落とすようだ。このネコの町を骨の積み上げる場所にしようとしている。

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2017-04-08猫の惑星8 このエントリーを含むブックマーク

お待ちください。

  “当然捣乱,抢迷叶的便是他们;快走!他们久已派下人看着你的行迹,只要你离开迷林远了,他们便要抢;他们死了人,抢我的迷叶作为报复,快走!”

  “人和迷叶的价值恰相等,啊?”

  “死了便是死了,活着的总得吃迷叶!快走!”

  我忽然想起来,也许因为我受了猫人的传染,也许因为他这两句话打动了我的心,我一定得和他要些国魂。假如有朝一日我离开大蝎——我们俩不是好朋友——我拿什么吃饭呢?他请人参观我洗澡得钱,我有分润一些的权利。设若不是在这种环境之下,自然我不会想到这个,但是环境既是如此,我不能不作个准备——死了便是死了,活着的总得吃迷叶!有理!

  离迷林不远了,我站住了。“大蝎,你这两天的工夫一共收了多少钱?”

  大蝎愣了,一转圆眼珠:“五十块国魂,还有两块假的;快走!”

  我向后转,开步走。他追上来:“一百,一百!”我还是往前走。他一直添到一千。我知道这两天参观的人一共不下几百,决不能只收入一千,但是谁有那么大的工夫作这种把戏。“好吧,大蝎,分给我五百。不然,咱们再见!”大蝎准知道:多和我争执一分钟,他便多丢一些迷叶;他随着一对眼泪答应了个“好!”

  “以后再有不告诉我而拿我生财的事,我放火烧你的迷林。”我拿出火柴盒拍了拍!

  他也答应了。

  到了迷林,一个人也没有,大概我来到了之前,他们早有侦探报告,全跑了。迷林外边上的那二三十棵树,已差不多全光了。大蝎喊了声,倒在树下。

  迷林很好看了:叶已长得比手掌还大一些,厚,深绿,叶缘上镶着一圈金红的边;那最肥美的叶起了些花斑,象一林各色的大花。日光由银灰的空中透过,使这些花叶的颜色更深厚静美一些,没有照眼的光泽,而是使人越看越爱看,越看心中越觉得舒适,好象是看一张旧的图画,颜色还很鲜明,可是纸上那层浮光已被年代给减除了去。

  迷林的外边一天到晚站着许多许多参观的人。不,不是参观的,因为他们全闭着眼;鼻子支出多远,闻着那点浓美的叶味;嘴张着,流涎最短的也有二尺来长。稍微有点风的时候,大家全不转身,只用脖子追那股小风,以便吸取风中所含着的香味,好象些雨后的蜗牛轻慢的作着项部运动。偶尔落下一片熟透的大叶,大家虽然闭着眼,可是似乎能用鼻子闻到响声——一片叶子落地的那点响声——立刻全睁开眼,嘴唇一齐吧唧起来;但是大蝎在他们决定过来拾起那片宝贝之前,总是一团毛似的赶到将它捡起来;四围一声怨鬼似的叹息!

  大蝎调了五百名兵来保护迷林,可是兵们全驻扎在二里以外,因为他们要是离近了迷林,他们便先下手抢劫。但是不能不调来他们,猫国的风俗以收获迷叶为最重大的事,必须调兵保护;兵们不替任何人保护任何东西是人人知道的,可是不调他们来作不负保护责任的保护是公然污辱将士,大蝎是个漂亮人物,自然不愿被人指摘,所以调兵是当然的事,可是安置在二里以外以免兵馋自乱。风稍微大一点,而且是往兵营那面刮,大蝎立刻便令后退半里或一里,以免兵们随风而至,抢劫一空。兵们为何服从他的命令,还是因为有我在那里;没有我,兵早就哗变了。“外国人咳嗽一声,吓倒猫国五百兵”是个谚语。

  五百名兵之外,真正保护迷林的是大蝎的二十名家将。这二十位都是深明大义,忠诚可靠的人;但是有时候一高兴,也许把大蝎捆起来,而把迷林抢了。到底还是因为我在那里,他们因此不敢高兴,所以能保持着忠诚可靠。

  大蝎真要忙死了:看着家将,不许偷食一片迷叶;看着风向,好下令退兵;看着林外参观的,以免丢失一个半个的落叶。他现在已经一气吃到三十片迷叶了。据说,一气吃过四十片迷叶,便可以三天不睡,可是第四天便要呜呼哀哉。迷叶这种东西是吃少了有精神而不愿干事;吃多了能干事而不久便死。大蝎无法,多吃迷叶,明知必死,但是不能因为怕死而少吃;虽然他极怕死,可怜的大蝎!

  我的晚饭减少了。晚上少吃,夜间可以警醒,大蝎以对猫人的方法来对待我了。迷林只仗着我一人保护,所以我得夜间警醒着,所以我得少吃晚饭,功高者受下赏,这又是猫人的逻辑。我把一份饭和家伙全摔了,第二天我的饭食又照常丰满了,我现在算知道怎样对待猫人了,虽然我心中觉得很不安。

  刮了一天的小风,这是我经验中的第一次。我初到此地的时候,一点风没有;迷叶变红的时候,不过偶然有阵小风;继续的刮一天,这是头一回。迷叶带着各种颜色轻轻的摆动,十分好看。大蝎和家将们,在迷林的中心一夜间赶造成一个大木架,至少有四五丈高。这原来是为我预备的。这小风是猫国有名的迷风,迷风一到,天气便要变了。猫国的节气只有两个,上半年是静季,没风。下半年是动季,有风也有雨。

  早晨我在梦中听见一片响声,正在我的小屋外边。爬出来一看,大蝎在前。二十名家将在后,排成一队。大蝎的耳上插着一根鹰尾翎,手中拿着一根长木棍。二十名家将手中都拿着一些东西,似乎是乐器。见我出来,他将木棍往地上一戳,二十名家将一齐把乐器举起。木棍在空中一摇,乐器响了。有的吹,有的打,二十件乐器放出不同的声音,吹的是谁也没有和谁调和的趋向,尖的与粗的一样难听,而且一样的拉长,直到家将的眼珠几乎弩出来,才换一口气;换气后再吹,身子前后俯仰了几次,可是不肯换气,直到快憋死为止,有两名居然憋得倒在地上,可是还吹。猫国的音乐是讲究声音长而大的。打的都是象梆子的木器,一劲的打,没有拍节,没有停顿。吹的声音越尖,打的声音越紧,好象是随着吹打而丧了命是最痛快而光荣的事。吹打了三通,大蝎的木棍一扬,音乐停止。二十名家将全蹲在地上喘气。大蝎将耳上的翎毛拔下,很恭敬的向我走来说:“时间已到,请你上台,替神明监视着收迷叶。”我似乎被那阵音乐给催眠过去,或者更正确的说是被震晕了,心中本要笑,可是不由的随着大蝎走去。他把翎毛插在我的耳上,在前领路,我随着他,二十名音乐家又在我的后面。到了迷林中心的高架子,大蝎爬上去,向天祷告了一会儿,下面的音乐又作起来。他爬下来,请我上去。我仿佛忘了我是成人,象个贪玩的小孩被一件玩物给迷住,小猴似的爬了上去。大蝎看我上到了最高处,将木棍一挥,二十名音乐家全四下散开,在林边隔着相当的距离站好,面向着树。大蝎跑了。好大半天,他带来不少的兵。他们每个人拿着一根大棍,耳上插着一个鸟毛。走到林外,大队站住,大蝎往高架上一指,兵们把棍举起,大概是向我致敬。事后我才明白,我原来是在高架上作大神的代表,来替大蝎——他一定是大神所宠爱的贵人了——保护迷叶,兵们摘叶的时候,若私藏或偷吃一片,大蝎告诉他们,我便会用张手雷霹了他们。张手雷便是那把“艺术”。那二十名音乐家原来便是监视员,有人作弊,便吹打乐器,大蝎听到音乐便好请我放张手雷。

  敬完了神,大蝎下令叫兵们两人一组散开,一人上树去摘,一人在下面等着把摘下来的整理好。离我最近的那些株树没有人摘,因为大蝎告诉他们:这些株离大神的代表太近,代表的鼻子一出气,他们便要瘫软在地上,一辈子不能再起来,所以这必须留着大蝎自己来摘。猫兵似乎也都被大蝎催眠过去,全分头去工作。大蝎大概又一气吃了三十片带花斑的上等迷叶,穿梭似的来回巡视,木棍老预备着往兵们的头上捶。听说每次收迷叶,地主必须捶死一两个猫兵;把死猫兵埋在树下,来年便可丰收。有时候,地主没预备好外国人作大神的代表,兵们便把地主埋在树下,抢了树叶,把树刨了都作成军器——就是木棍;用这种军器的是猫人视为最厉害的军队。

  我大鹦鹉似的在架上拳着身,未免要发笑,我算干什么的呢?但是我不愿破坏了猫国的风俗,我来是为看他们的一切,不能不逢场作戏,必须加入他们的团体,不管他们的行为是怎样的可笑。好在有些小风,不至十分热,况且我还叫大蝎给我送来个我自己编的盖饭食的草盖暂当草帽,我总不致被阳光给晒晕过去。

  猫兵与普通的猫人一点分别也没有,设若他们没那根木棍与耳上的鸟翎。这木棍与鸟翎自然会使他们比普通人的地位优越,可是在受了大蝎的催眠时,他们大概还比普通人要多受一点苦。象眠后的蚕吃桑叶,不大的工夫,我在上面已能看见原来被密叶遮住的树干。再过了一刻,猫兵已全在树尖上了。较比离我近一些的,全一手摘叶,一手遮着眼,大概是怕看见我而有害于他们的。

  原来猫人并不是不能干事,我心中想,假如有个好的领袖,禁止了吃迷叶,这群人也可以很有用的。假如我把大蝎赶跑,替他作地主,作将领……但这只是空想,我不敢决定什么,我到底还不深知猫人。我正在这么想,我看见(因为树叶稀薄了我很能看清下面)大蝎的木棍照着一个猫兵的头去了。我知道就是我跳下去不致受伤,也来不及止住他的棍子了;但是我必须跳下去,在我眼中大蝎是比那群兵还可恶的,就是来不及救那个兵,我也得给大蝎个厉害。我爬到离地两丈多高的地方,跳了下去。跑过去,那个兵已躺在地上,大蝎正下令,把他埋在地下。一个不深明白他四围人们的心理的,是往往由善意而有害于人的。我这一跳,在猫兵们以为我是下来放张手雷,我跳在地上,只听霹咚噗咚四下里许多兵全掉下树来,大概跌伤的不在少数,因为四面全悲苦的叫着。我顾不得看他们,便一手捉住大蝎。他呢,也以为我是看他责罚猫兵而来帮助他,因为我这一早晨处处顺从着他,他自然的想到我完全是他的爪牙了。我捉住了他,他莫名其妙了,大概他一点也不觉得打死猫兵是不对的事。我问大蝎,“为什么打死人?”

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2017-04-07猫の惑星7 このエントリーを含むブックマーク

お待ちください。

  使半死的猫人说话,向个外国人说话,是天下最难的事;我知道,一定叫他出声是等于杀人的,他必会不久的也被吓死。可怜的猫人!我放了他。再看,那几个倒着的,身上当然都受了伤,都在地上爬呢,爬得很快。我没去追他们。有两个是完全不动了。

 arakawa今にも死にそうなネコ人間に話させることは、外国人に話させることは、この世で最も難しいことだった。僕はわかっていた。彼に声を出させることは殺人と同等であり、彼は間も無くショックのあまり死ぬに決まっているのだと。可哀想なネコ人間!僕は彼を放してやった。再度見てみると、倒れている何人かはもちろん怪我をしていて、皆地上を這っている。とても速く這っている。僕は彼らを追わなかった。2人は完全に動かなかった。

  危险我是不怕的:不过,这确是惹了祸。知道猫人的法律是什么样的怪东西?吓死人和杀死人纵然在法律上有分别,从良心上看还不是一样?我想不出主意来。找大蝎去,解铃还是系铃人,他必定有办法。但是,大蝎决不会说实话,设若我去求他;等他来找我吧。假如我乘此机会去找那只飞机,看看我的亡友的尸骨,大蝎的迷林或者会有危险,他必定会找我去;那时我再审问他,他不说实话,我就不回来!要挟?对这不讲信用,不以扯谎为可耻的人,还有什么别的好办法呢?

 僕は危険を恐れない。しかし、これが災いを招いた。ネコ人間の法律を知ることはどんなに怪しいものなのだろう?たとえ人を驚かせて殺すことと、人を殺すことが法律上区別されていたとしても、良心から見ればやはり一緒ではないか?僕はどうすればいいか思いつかない。ダーシエを訪ねて行く。問題を引き起こした人がその問題を解決すべきである。彼にはきっと手段があるに違いない。しかし、ダーシエは決して本当のことを話さない。もしも僕が彼に頼みに行っても。彼が僕を探しに来るのを待とう。もしも僕がこの機会にロケットを探しに行き、亡き友の遺骨を見れば、ダーシエの迷いの森はもしかしたら危険な目に遭うかもしれない。彼はきっと僕を探しに来るだろう。その時僕が再び尋問しても、彼が本当のことを話さなければ、僕は戻ってこない!脅迫か?この信用を重視せず、嘘をつくことを恥ずかしいこととしない人に対して、何か他にいい方法はあるだろうか?

  把手枪带好,我便垂头丧气的沿着河岸走。太阳很热了,我知道我缺乏东西,妈的迷叶!没它我不能抵抗太阳光与这河上的毒雾。

 拳銃をしっかり持ち、僕は肩を落としながら川岸に沿って歩いた。太陽は暑く、僕はものが不足していることに気付いた。ちくしょう迷いの葉だ!それがないと僕は太陽の光とこの川の毒霧を防げない。

  猫国里不会出圣人,我只好咒骂猫人来解除我自己的不光荣吧。我居然想去由那两个死猫人手里搜取迷叶了!回到迷林,谁能拦住我去折下一大枝子呢?懒得跑那几步路!果然,他们手中还拿着迷叶,有一片是已咬去一半的。我全掳了过来。吃了一片,沿着河岸走下去。

 ネコの国に聖人はいない。僕はネコ人間を罵ることで、自分自身の不名誉を忘れるしかなかった。僕は思いがけなくも、2人の死んだネコ人間の手から迷いの葉を探し出すことを思いついた!迷いの森に戻り、僕が大きな枝を折りに行くことを誰が止めることができるだろう?あの道を走るのは怠い!案の定彼らの手にはまだ迷いの葉が握られていたが、1枚はすでに半分噛み切られていた。僕は全て奪ってきた。1枚食べ、川岸に沿って歩き続けた。

  走了许久,我看见了那深灰色的小山。我知道这离飞机坠落的地方不远了,可是我不知道那里离河岸有几里,和在河的哪一边上。真热,我又吃了两片迷叶还觉不出凉快来。没有树,找不到个有阴凉的地方休息一会儿。但是我决定前进,非找到那飞机不可。

 長い間歩くと、濃い灰色の小山が見えた。僕はここがロケットが墜落した場所から遠くないことがわかったが、そこが川岸からどれほどあり、川のどちら側にあるのかは知らなかった。本当に暑い。僕はまた迷いの葉を2枚食べたが、涼しさは感じなかった。木はなく、少し休憩する日陰の涼しい場所は探し出せなかった。しかし僕は前に進むことに決めた。あのロケットを絶対に探さなくてはいけない。

  正在这个当儿,后面喊了一声,我听得出来,大蝎的声儿。我不理他,还往前走。跑路的本事他比我强,被他追上了。我想抓住他的头皮把他的实话摇晃出来,但是我一看他那个样子,不好意思动手了。他的猪嘴肿着,头上破了一块,身上许多抓伤,遍体象是水洗过的,细毛全粘在皮肤上,不十分不象个成精的水老鼠。我吓死了人,他挨了打,我想想猫人不敢欺侮外人,可是对他们自己是勇于争斗的。他们的谁是谁非与我无关,不过对吓死的受伤的和挨打的大蝎,我一视同仁的起了同情心。大蝎张了几次嘴才说出一句话来:快回去,迷林被抢了!

 まさにその時、後ろから叫び声が聞こえた。ダーシエの声だ。僕は気にせずまた歩き出したが、彼は僕よりも走ることに長けているため、追いつかれてしまった。僕は彼の頭を掴み、本当の話を揺さぶり出したかったが、彼の様子を一目見ると無下に手を出すことはできなかった。彼の口は腫れていて、頭は割れている。体には沢山の引っ掻き傷があり、全身水洗いしたように毛は全て皮膚にくっついている。妖怪になった水ネズミのようだった。僕が人を驚かせて殺したから、彼は殴られた。僕はネコ人間には外国人を欺く勇気はないと思ったが、彼らは自分たちに対して戦う争いには勇敢であった。彼らの誰が合っていて誰が間違っているのかは僕とは無関係であるが、ショック死した者や怪我をした者と殴られたダーシエに対しては、僕は全て平等に同情した。ダーシエは何回か口を開きやっと一言話し出した。早く戻れ、迷いの森が奪われた!

  我笑了,同情心被这一句话给驱逐得净尽。他要是因挨打而请我给他报仇,虽然也不是什么好事,可是从一个中国人的心理看,我一定立刻随他回去。迷林被抢了,谁愿当这资本家走狗呢!抢了便抢了,与我有什么关系。“快回去,迷林被抢了!”大蝎的眼珠差一点弩出来。迷林似乎是一切,他的命分文不值。

 僕は笑った。同情心はこの一言によってすっかりなくなった。彼がもし殴られたことで僕.に彼の仇を討つように頼んだなら、いいこととは言えないが、1人の中国人の心理から見て、僕はすぐに彼について戻っただろう。迷いの森が奪われた。誰がこの資本家の手先になるものか!奪うなら奪えばいい。僕には何も関係ない。「早く戻れ、迷いの森が奪われた!」ダーシエの目はもう少しで飛び出そうだった。迷いの森がすべてで、彼の命は少しの値打ちもないようであった。

  “先告诉我早晨的事,我便随你回去。”我说。

 「まず朝のことを話してくれたら君について戻ろう」。と僕は言った。

  大蝎几乎气死过去,脖子伸了几伸,咽下一大团气去:“迷林被抢了!”他要有那个胆子,他一定会登时把我掐死!我也打定了主意:他不说实话,我便不动。

 ダーシエは怒りのあまり、首をいくらか伸ばして、大きく息を吸って「迷いの森が奪われた!」彼に度胸があれば、彼はたちまち僕を絞め殺しただろう!僕も考えを決めた。彼が本当のことを話さないのなら、僕は動かない。

  结果还是各自得到一半的胜利:登时跟他回去,在路上他诉说一切。

 結果はやはり各自が半分の勝利を得た。すぐに彼と戻り、道中彼は全てを打ち明けた。

  大蝎说了实话:那些参观的人是他由城里请来的,都是上等社会的人。上等社会的人当然不能起得那么早,可是看洗澡是太稀罕的事,况且大蝎允许供给他们最肥美的迷叶。每人给他十块“国魂”——猫国的一种钱名——作为参观费,迷叶每人两片——上等肥美多浆的迷叶——不另算钱。

ダーシエは本当のことを話した。あの見物していた人は彼が城から招いた人で、皆上級社会の人である。上級社会の人は当然それほど早く起きることはできないが、入浴するのを見るのはごく珍しいことである。その上ダーシエが彼らに最もよく肥えた迷いの葉を提供するのを許したのである。1人ずつ彼に「国魂」(ネコの国の貨幣の名称)を10枚見学費用として支払えば、迷いの葉を1人2枚、しかも高級でよく肥えていて液体が多い迷いの葉をもらえる。他に代金はいらない。

  好小子,我心里说,你拿我当作私产去陈列呀!但是大蝎还没等我发作,便很委婉的说明:“你看,国魂是国魂,把别人家的国魂弄在自己的手里,高尚的行为!我虽然没有和你商议过,”他走得很快,但是并不妨碍他委曲婉转的陈说,“可是我这点高尚的行为,你一定不会反对的。你照常的洗澡,我借此得些国魂,他们得以开眼,面面有益的事,有益的事!”“那吓死的人谁负责任?”

 こいつめ、僕は心の中で言った。お前は僕を私有財産として陳列するのか!しかしダーシエは僕が怒り出す前に遠回しに説明をした。「ほら、国魂は国魂だ、他人の国魂を手に入れるのは高尚な行為である!君には相談しなかったが」。彼は歩くのが速いが、彼の遠回しな述懐を妨げてはいなかった。「しかし、私がこの高尚な行為に君は反対するはずがない。君はいつも通りに風呂に入り、私はその時に国魂を手に入れる。彼らは見聞を広めることができる。誰にとっても有益なことである。有益なことなのだ!」「あのショック死した人は誰が責任を負うんだ?」

  “你吓死的,没事!我要是打死人,”大蝎喘着说,“我只须损失一些迷叶,迷叶是一切,法律不过是几行刻在石头上的字;有迷叶,打死人也不算一回事。你打死人,没人管,猫国的法律管不着外国人,连‘一’个迷叶也不用费;我自恨不是个外国人。你要是在乡下打死人,放在那儿不用管,给那白尾巴鹰一些点心;要是在城里打死人,只须到法厅报告一声,法官还要很客气的给你道谢。”大蝎似乎非常的羡慕我,眼中好象含着点泪。我的眼中也要落泪,可怜的猫人,生命何在?公理何在?

 「君が驚かせて死なせたのなら問題はない!もし私が殺したら」ダーシエは息を切らしながら言った。「私はいくつか迷いの葉を失わなければならない。迷いの葉は全てだ。法律はただ石に刻まれた数行の字にすぎない。迷いの葉があれば人を殺しても問題にはならない。君が人を殺しても取り締まる者はいない。ネコの国の法律は外国人には適用されない。1枚の迷いの葉も必要ない。私は外国人でないことを恨む。君がもし田舎で人を殺したら、そこに放ってかまう必要はない。あの白い尾の鷹に少し餌をやる。もし市内で人を殺したら、ただ裁判所に一言報告するだけでいい。それでも裁判官は君に礼儀正しく礼を言うだろう」。ダーシエは僕をとても羨んでいるようで、まるで涙を浮かべているようだった。僕も涙がこぼれそうだった。可哀想なネコ人間、命はどこにあるのだろう?道理はどこにあるのだろう?

  “那两个死去的也是有势力的人。他们的家属不和你捣乱吗?”

 「あの死んだ2人も勢力がある人だった。彼らの家族は騒いだりはしなかったのか?」

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2017-04-06猫の惑星6 このエントリーを含むブックマーク

修正前

猫 城 记

老 舍

大蝎的嘴闭上了一会儿。猫人的嘴永远张着,鼻子不大管呼吸的工作,偶尔闭上表示得意或深思。他的回答是:现在种树的人只有几十个了,都是强有力的人——政客军官诗人兼地主。他们不能不种树,不种便丢失了一切势力。作政治需要迷叶,不然便见不到皇帝。作军官需要迷树,它是军饷。作诗必定要迷叶,它能使人白天作梦。总之,迷叶是万能的,有了它便可以横行一世。“横行”是上等猫人口中最高尚的一个字。

ダーシエは少しの間口を閉じた。ネコ人間の口は永遠に開いていて、鼻は呼吸につかわれていない、たまに閉じるとき、満足や深く考えていることを表す。彼の答えでは、現在木を育てる人は何十人しかいなくなり、みんな有力者――政治家や、将校、詩人兼地主である人などだ。彼らは木を育てずにはいられず、植えなければ一切の勢力を失う。政治をやるには迷いの葉が必要で、そうでなければ、すぐ皇帝に会えなくなる。将校をやるにも迷いの木が必要で、これが軍人の俸給だ。詩を作るのにも必ず迷いの葉が重要で、昼間人に夢を見せる。要するに、迷いの葉は万能で、これがあると、一生横行することが出来る。「横行」とは上等なネコ人間にとっては高尚な言葉なのである。 

设法保护迷林是大蝎与其他地主的首要工作。他们虽有兵,但不能替他们作事。猫兵是讲自由的,只要迷叶吃,不懂得服从命令。他们自己的兵常来抢他们,这在猫人心中——由大蝎的口气看得出——是最合逻辑的事。究竟谁来保护迷林呢?外国人。每个地主必须养着几个外国人作保护者。猫人的敬畏外国人是天性中的一个特点。他们的自由不能使五个兵在一块住三天而不出人命,和外人打仗是不可能的事。大蝎附带着说,很得意的,“自相残杀的本事,一天比一天大,杀人的方法差不多与作诗一样巧妙了”。

なんとかして迷いの林を保護するのは、ダーシエとその他の地主の最も重要な仕事だ。彼らは兵を持っているけれども、兵が代わりに仕事をすることは出来ない。ネコ人間兵は自由を愛し、迷いの葉を食べることしか考えられず、命令に服従することは理解しない。彼らの自分の兵は常に彼らに盗みを働き、これはネコ人間の心中では――ダーシエの口ぶりでわかるところ――最も論理に叶うことなのだ。いったい誰が迷いの林を保護するというのだ?外国人だ。どの地主も何人かの外国人を、保護者として、養う必要がある。ネコ人間の畏敬というのは外国人に対する生まれつきのひとつの特徴である。彼らの自由は、五人の兵が同じ場所で三日間住み、死者を出さないことはないというほどだ、外国人と戦争することは不可能なことだ。ダーシエは付け加えて話す、得意気に、「味方同士で殺し合う能力は日に日に大きくなり、殺人の方法は詩を作るのと変わらず、同じように巧妙だ」。

“杀人成了一种艺术,”我说。猫语中没有“艺术”,经我解释了半天,他还是不能明白,但是他记住这两个中国字。

「殺人は一種の芸術となる。」と僕は言う。ネコ語に「芸術」はなく、長いことかけて説明したが、彼はまだよくわかっていなかったが、この二文字の中国語を覚えた。 

在古代他们也与外国打过仗,而且打胜过,可是在最近五百年中,自相残杀的结果叫他们完全把打外国人的观念忘掉,而一致的对内。因此也就非常的怕外国人;不经外国人主持,他们的皇帝连迷叶也吃不到嘴。

古代では彼らも外国と戦争していたし、その上打ち勝ち、ここ五百年の間、味方同士で殺し合った結果彼らに完全に外国人と戦うという概念を忘れてしまい、みんな内部へ向かった。それもあって外国人を非常に恐れ、外国人の指示を得なければ、彼らの皇帝は迷いの葉すら食べられない。 

AA三年前来过一只飞机。哪里来的,猫人不晓得,可是记住了世界上有种没毛的大鸟。

 三年前に一機のロケットが来たことがある。どこから来たのか、ネコ人間は知らないが、世界には毛がない大きな鳥がいることを覚えた。

我的飞机来到,猫人知道是来了外国人。他们只能想到我是火星上的人,想不到火星之外还有别的星球。

僕のロケットが来て、ネコ人間は外国人が来たと知った。彼らは、ただ僕は火星の人だとしか考え至らず、火星の外に別の星があるとは思いつかなかったのだ。

大蝎与一群地主全跑到飞机那里去,为是得到个外国人来保护迷林。他们原有的外国保护者不知为什么全回了本国,所以必须另请新的。

 ダーシエと地主の一団はみんな飛行機のところまで走った、なぜかといえば来た外国人に迷いの林を守らせる。彼らはもともとの外国の保護者はどういうわけかみんな自国に帰ったので、そのため必ず他の新しい人に頼まなければならない。 

他们说好了:请到我之后,大家轮流奉养着,因为外国人在最近是很不易请到的。“请”我是他们的本意,谁知道我并没有长着猫脸,他们向来没见过象我这样的外国人。他们害怕的了不得;可是既而一看我是那么老实,他们决定由“请”改成“捉”了。他们是猫国的“人物”,所以心眼很多,而且遇到必要的时候也会冒一些险。现在想起来,设若我一开首便用武力,准可以把他们吓跑;可是幸而没用武力,因为就是一时把他们吓跑,他们决不会甘心罢休,况且我根本找不到食物。从另一方面说呢,这么被他们捉住,他们纵使还怕我,可是不会“敬”我了。果然,由公请我改成想独占了,大蝎与那一群地主全看出便宜来:捉住我,自然不必再与我讲什么条件,只要供给点吃食便行了,于是大家全变了心。背约毁誓是自由的一部分,大蝎觉得他的成功是非常可自傲的。

 彼らは話し合って決めた。僕を呼んだ後、みんなが順番に世話する。外国人は最近呼ぶことが簡単でないからだ。僕を「呼ぶ」のは彼らのもともとの意で、僕にネコの顔がついてないということを誰が知るだろう、彼らはこれまでずっと僕のような外国人にあった事がなかった。彼らはたいへん怖がったが、しばらくすると僕がこんなに大人しいのを見て、彼らは「呼ぶ」から「捉える」に変えた。彼らはネコの国の有力者だから、知恵は豊かで、その上必要な時は危険を犯すことが出来る。今思い出すと、もし僕が始めに暴力を用いていたら、きっと彼らはびっくりして逃げていただろう。しかし幸いにも、暴力を用いなかったため、一時彼らはびっくりして逃げたが、決しておとなしく引っ込んでいるということはない、さらに僕は全く食べ物が探せない。他の視点から言うと、このように彼らに捉らえられて、たとえ彼らが僕を恐れても、僕を「敬う」ことはしない。やはり、僕をみんなで招待するからひとりで独占するに変わり、ダーシエとあの地主の一団はみんな都合がいいとわかり、僕を捉えておけば、もちろん僕にどんな条件についても話し合う必要はなく、ただえさを与えるだけでよい、そこでみんなは完全に心を変えた。約束を破ったり、誓いを壊したりすることは自由の一部分である、ダーシエは成功が非常に自慢できるものだと思った。 

把我捆好,放在小船上,他们全绕着小道,上以天作顶的小屋那里去等我。他们怕水,不敢上船。设若半路中船翻了,自然只能归罪于我的不幸,与他们没关系。那个小屋离一片沙地不远,河流到沙地差不多就干了,船一定会停住不动。

僕をしっかりと縛り、小舟に乗せ、彼らは回り道をして、空を天井にした小屋に行き、僕を待っていた。彼らは水を恐れ、乗船できない。もし途中で船がひっくり返ったら、僕が不幸だったのだと罪をなすりつけ、自分とは関係ないことにしてしまうだろう。あの小屋は砂地から遠くはなく、砂地までの川はほぼ乾いていて、船は止まって動かなくなる。 

把我安置在小屋中,他们便回家去吃迷叶。他们的身边不能带着这个宝贝;走路带着迷叶是最危险的事;因此他们也就不常走路;此次的冒险是特别的牺牲。

 小屋の中に僕を置き、彼らは迷いの葉を食べに帰る。彼らはこの宝物を持ち歩くことができない。迷いの葉を身に着けて歩くことは、最も危険なことだ。だからいつもは出歩いておらず、今回の冒険は特別な犠牲を払っている。

大蝎的树林离小屋最近;可是也还需要那么大半天才想起去看我。吃完迷叶是得睡一会儿的。他准知道别人也不会快来。他到了,别人也到了,这完全出乎他的意料之外。“幸而有那艺术”,他指着我的手枪,似乎有些感激它。后来他把不易形容的东西都叫作“艺术”。

 ダーシエの林は小屋から最も近い。しかし、やはり僕を見に行こうと思いつくまでには、ずいぶん長い時間が必要だった。迷いの葉を食べ終わるとしばらく眠らなければいけないようだ。彼は必ず他の人が早く来られないことを知っている。彼が来たときに、他の人もきていることは、予想外なことだ。「幸いにもあの芸術がある」、と彼は僕の拳銃を指す、これに感謝しているようだ。それから彼は形容しがたいものすべて「芸術」と呼んだ。

我明白了一切,该问他了:那个脚镣是什么作的?他摇头,只告诉我,那是外国来的东西。“有好多外国来的东西,”他说:“很好用,可是我们不屑摹仿;我们是一切国中最古的国!”他把嘴闭上了一会儿:“走路总得带着手镯脚镣,很有用!”这也许是实话,也许是俏皮我呢。我问他天天晚上住在哪里,因为林中只有我那一间小洞,他一定另有个地方去睡觉。他似乎不愿意回答,跟我要一根艺术,就是将要拿去给皇帝看。我给了他一根火柴,也就没往下问他到底睡在哪里;在这种讲自由的社会中,人人必须保留着些秘密。

 僕はすべてわかり、あの足かせは何で作ったものなのか彼に聞いた。彼は頭を振り、あれは外国のものだと言うだけだ。「外国のものがほんとに多いものだ」彼は、「よく使っている、しかし私たちが、まねるに値しない。私たちは、最も古い国だ」彼は口を少し開けて、「外を歩くときどうしても腕輪と足かせをしなければいけない、非常に便利だ」。これもたぶん実話だろうが、僕をからかってもいるのだろう。僕は彼に夜はどこにいるのか尋ねた、なぜなら林の中は僕とトンネルしかないから、彼はきっとほかの場所に行き眠るのだ。彼は答えたくなさそうだが、僕と芸術が必要で、皇帝に持っていき見せなければならない。僕は彼にマッチを一本あげたが、下を向き、どこで眠るのか答えようとしない。このように自由を愛する社会の中で、人々は秘密を持っていなければいけない。

有家属没有呢?他点点头。“收了迷叶便回家,你与我一同去。”

他还有利用我的地方,我想,可是:“家在哪里?”“京城,大皇帝住在那里。有许多外国人,你可以看看你的朋友了。”

“我是由地球上来的,不认识火星上的人。”

“反正你是外国人,外国人与外国人都是朋友。”不必再给他解释;只希望快收完迷叶,好到猫城去看看。

家族がいるか聞くと、彼はうなずいた。「迷いの葉を受け取ったら家に帰る、君と私は一緒に行く」。彼はまだ僕の場所を使っているが、「家はどこだ?」と僕は思った。「都、大皇帝が住むところだ。多くの外国人もいる、君の友達に会える」。

「僕は地球から来た、火星の人は知らない」。

「いずれにせよ君は外国人だ、外国人と外国人はみんな友達だ」。再び彼に説明する必要はない。ただ早く迷いの葉を受け取り、ネコの町を見に行きたい。

我与大蝎的关系,据我看,永远不会成为好朋友的。据“我”看是如此;他也许有一片真心,不过我不能欣赏它;他——或任何猫人——设若有真心,那是完全以自己为中心的,为自己的利益而利用人似乎是他所以交友的主因。三四个月内,我一天也没忘了去看看我那亡友的尸骨,但是大蝎用尽方法阻止我去。这一方面看出他的自私;另一方面显露出猫人心中并没有“朋友”这个观念。自私,因为替他看护迷叶好象是我到火星来的唯一责任;没有“朋友”这个观念,因为他口口声声总是“死了,已经死了,干什么还看他去?”他第一不告诉我到那飞机堕落的地方的方向路径;第二,他老监视着我。其实我慢慢的寻找(我要是顺着河岸走,便不会找不到),总可以找到那个地方,但是每逢我走出迷林半里以外,他总是从天而降的截住我。截住了我,他并不强迫我回去;他能把以自己为中心的事说得使我替他伤心,好象听着寡妇述说自己的困难,一把鼻涕一把泪的使我不由的将自己的事搁在一旁。我想他一定背地里抿着嘴暗笑我是傻蛋,但是这个思想也不能使我心硬了。我几乎要佩服他了。我不完全相信他所说的了;我要自己去看看一切。可是,他早防备着这个。迷林里并不只是他一个人。但是他总不许他们与我接近。我只在远处看见过他们:我一奔过他们去,登时便不见了,这一定是遵行大蝎的命令。

 僕とダーシエの関係は、僕が見たところ、永遠に友達にはなることはないようなものだ。僕が見たように、彼も本心がありはず、ただ僕が彼を好きじゃないだけだが、彼――あるいはいかなるネコ人間も――もしも本心があるとしたら、完全に自己中心的なもので、自分の利益のために人を利用することが、彼らの交友の主な理由のようだ。三、四か月の間、僕は一日も親友の遺骨を見に行くことを忘れなかった、しかしダーシエはすべての方法を使って僕が行くのを阻止する。その一方で彼自身を見る。ある一面ではネコ人間の心中には「友達」という概念はない。利己的だ、彼の代わりに迷いの葉を見守ることは僕が火星に来た唯一の責任だからだ。「友達」という概念はない、彼の口はいつも「死んだ、もう死んだ、何をしにまた彼を見に行くのだ?」彼はまずロケットが墜落した場所への方向経路をおしえてくれない。次に、彼はいつも僕を見張っている。実際僕が探すのが遅く、(僕は川岸に添って歩かなければならず、探し出せない)、結局どこなのか探し出せても、迷いの林の中以外を歩く僕と毎回会い、彼はいつも空から降りてきて僕を止める。僕を止める、彼は僕が戻るように決して強制しない。自分中心のことは彼代わりに僕を悲しませて話す、まるで未亡人が自分の困難を話すようだ、鼻水や涙で自由でない僕のことは傍らに置いておく。彼はきっと陰で口をすぼめ僕は馬鹿だとほくそ笑んでいると思うが、この思いは僕の考えを固くできなかった。僕はもう少しで彼に感心するところだった。彼の言ったことを完全に信じてはいない。僕は自分ですべてを見に行かなければならない。しかし、彼は早く用心する。迷いの林の中は決して彼一人だけではない。でも彼はいつも彼らと僕が接近することを許さない。僕が遠くから彼らを見たことがあるだけだ。彼らが行くほうに速く走ったことがあるが、すぐ見えなくなった、これはきっとダーシエの命令に従っているのだ。

对于迷叶我决定不再吃。大蝎的劝告真是尽委婉恳挚的能事:不能不吃呀,不吃就会渴的,水不易得呀;况且还得洗澡呢,多么麻烦,我们是有经验的。不能不吃呀,别的吃食太贵呀;贵还在其次,不好吃呀。不能不吃呀,有毒气,不吃迷叶便会死的呀……我还是决定不再吃。他又一把鼻涕,一把泪了;我知道这是他的最后手段;我不能心软;因吃迷叶而把我变成个与猫人一样的人是大蝎的计划,我不能完全受他的摆弄;我已经是太老实了。我要恢复人的生活,要吃要喝要洗澡,我不甘心变成个半死的人。设若不吃迷叶而能一样的活着,合理的活着,哪怕是十天半个月呢,我便只活十天半个月也好,半死的活着,就是能活一万八千年我也不甘心干。我这么告诉大蝎了,他自然不能明白,他一定以为我的脑子是块石头。不论他怎想吧,我算打定了主意。

 迷いの葉については、僕は二度と食べないと決めた。ダーシエの忠告は本当に丁寧で誠意がこもったできる限りのことだった。食べずにはいられないのだ、食べないとのどが渇く、水は容易に得られないのだ。その上入浴もある、なんて面倒だ、僕たちは経験がある。食べずにいられないのだ、ほかのものを食べるのは高価だ。高いのはその次で、おいしくないのだ。食べずにはいられないのだ、毒ガスがある、迷いの葉を食べないと死んでしまう……僕はやはり二度と食べないと決めた。彼はまた鼻水、涙が出ている。僕はこれが彼の最後の手段だと知っている。僕は情にもろくなれない。迷いの葉を食べたことによって僕はネコ人間と同じ人に変わることがダーシエの計画だ、僕は完全に彼にもてあそばれることはない。すでにとてもお人よしなのだ。僕は人の生活を取り戻し、食べなければいけないし飲まなければいけない、風呂に入らなければいけない、すすんで半死の人になってはいけない。もし迷いの葉を食べなければ同じように生きて、合理的に生きる、恐ろしいことは十日半月だ、僕は十日半月ただ生きてきた、今にも死にそうに生きている、一万八千年生きることができたら僕も何もしようとしない。僕はこのように彼に言った、彼は自然にわからない、きっと僕の脳は石だと思っているだろう。彼がどう思うかは言わず、僕は考えを決めるつもりだ。

交涉了三天,没结果。只好拿手枪了。但是我还没忘了公平,把手枪放在地上告诉大蝎,“你打死我,我打死你,全是一样的,设若你一定叫我吃迷叶!你决定吧!”大蝎跑出两丈多远去。他不能打死我,枪在他手中还不如一根草棍在外国人手里;他要的是“我”,不是手枪。

三日間交渉したが、結果は出ない。ただ拳銃を持っているだけだ。しかし僕はまだ公平であることを忘れていない、拳銃を地面に置いてダーシエに言った、「お前が僕を打って殺すこと、僕がお前を打って殺すこと、どれも同じことだ、もしお前が僕に迷いの葉を必ず僕に食べさせてくれるなら!お前が決めろ!」二丈余り遠くへ逃げていった。彼が僕を打って死なせることはできない、拳銃が彼の手の中にあることは、一本の草の茎が外国人の手の中にあることにも及ばない。彼が必要なのは「僕」であり、拳銃ではない。

交涉了三天,没结果。只好拿手枪了。但是我还没忘了公平,把手枪放在地上告诉大蝎,“你打死我,我打死你,全是一样的,设若你一定叫我吃迷叶!你决定吧!”大蝎跑出两丈多远去。他不能打死我,枪在他手中还不如一根草棍在外国人手里;他要的是“我”,不是手枪。

折中的办法:我每天早晨吃一片迷叶,“一片,只是那么一小块宝贝,为是去毒气,”大蝎——请我把手枪带起去,又和我面对面的坐下——伸着一个短手指说。他供给我一顿晚饭。饮水是个困难问题。我建议:每天我去到河里洗个澡,同时带回一罐水来。他不认可。为什么天天跑那么远去洗澡,不聪明的事,况且还拿着罐子?为什么不舒舒服服的吃迷叶?“有福不会享”,我知道他一定要说这个,可是他并没说出口来。况且——这才是他的真意——他还得陪着我。我不用他陪着;他怕我偷跑了,这是他所最关切的。其实我真打算逃跑,他陪着我也不是没用吗?我就这么问他,他的嘴居然闭上了十来分钟,我以为我是把他吓死过去了。

“你不用陪着我,我决定不跑,我起誓!”我说。他轻轻摇了摇头:“小孩子才起誓玩呢!”

 

折衷策は、僕が毎日早朝にひとかけらの迷いの葉を食べること、「ひとかけら、これだけでもあんなに小さい宝物だ、毒ガスだ」、ダーシエ――僕に拳銃を持って行かせたてくれ、そして僕と向き合って座る――短い指を伸ばしながら言う。彼は僕に晩ご飯をくれる。飲み水は難しい問題だ。僕が毎日川に行き入浴する、そして一缶水を持って帰ってくると提案した。彼は認可しない。どうして毎日あんなに遠くまで行って入浴するのか、聡明ではないことだ、さらに缶を持つ?どうして迷いの葉を食べるのが嫌なのだ?「幸福は享受できない」、僕は彼がきっとこれを言うべきだと知っているが、彼は決して口に出さなかった。その上――これだけは彼の本当の気持ち――彼はやはり僕に付き添っている。彼は僕が逃げるのを恐れていた、これは彼が最も配慮しているところだ。実際僕は本当に逃げるつもりで、彼が僕についてくることも無駄ではないか?僕はこのように彼に尋ねた、彼の口は意外にも十分ほど閉じていて、僕は彼を死ぬほど脅していった。

 「僕についてこなくていい、僕は逃げないと決めた、誓うよ!」と僕は言った。彼は軽く頭を揺らした。「小さな子供の誓うといったら!」

我急了,这是脸对脸的污辱我。我揪住了他头上的细毛,这是第一次我要用武力;他并没想到,不然他早会跑出老远的去了。他实在没想到,因为他说的是实话。他牺牲了些细毛,也许带着一小块头皮,逃了出去,向我说明:在猫人历史上,起誓是通行的,可是在最近五百年中,起完誓不算的太多,于是除了闹着玩的时候,大家也就不再起誓;信用虽然不能算是坏事,可是从实利上看是不方便的,这种改革是显然的进步,大蝎一边摸着头皮一边并非不高兴的讲。因为根本是不应当遵守的,所以小孩子玩耍时起誓最有趣味,这是事实。

 僕は焦った、体と体は僕を辱める。僕は彼の頭の細い毛をしっかりつかむ、これが初めて僕が暴力を使わなければいけない時だった。彼は決して思いつかなかった、そうでなければ彼は早く遠くへ逃げていくことができた。彼は実は思いつかなかった、だから彼が言ったのは本当の話だ。彼は細い毛を犠牲にした、もしかすると少し頭皮もついていたかもしれない、逃げていき僕に向かって説明した。ネコ人間の歴史上、誓うことは通用する、しかしここ五百年の間、誓いを守りきったことは数えきれないほど多い、そこでふざけた遊びのときを除いて、みんなもう一度は誓わない。信用するが数えられないのは悪いことだ、しかし本当に都合の良いところから見ることは便利ではない、この種の改革は明らかな進歩だ、ダーシエは一方で頭皮をなで一方で喜んでいなくはない話をする。もともとは守るべきではないことだからだ、そのため小さな子供は遊ぶとき誓うことが面白く、これは事実なのだ。

“你有信用与否,不关我的事,我的誓到底还是誓!”我很强硬的说:“我决不偷跑,我什么时候要离开你,我自然直接告诉你。”

“还是不许我陪着?”大蝎犹疑不定的问。

“随便!”问题解决了。

 「お前に信用があるのかないのか、僕のことには関係ない、僕の誓いは最後まで誓う!」僕は強硬に言った。「僕は逃げないと決めた、お前から離れなければいけないときはいつでも、僕が自分から直接思えに言う」。

“还是不许我陪着?”ダーシエ犹疑不定的问。

 「まだついてくることが許せないのか?」ダーシエは決まらない問題にためらう。

 「勝手にしろ!」問題は解決した。

晚饭并不难吃,猫人本来很会烹调的,只是绿蝇太多,我去掐了些草叶编成几个盖儿,嘱咐送饭的猫人来把饭食盖上,猫人似乎很不以为然,而且觉得有点可笑。有大蝎的命令他不敢和我说话,只微微的对我摇头。我知道不清洁是猫人历史上的光荣;没法子使他明白。惭愧,还得用势力,每逢一看见饭食上没盖盖,我便告诉大蝎去交派。一个大错误:有一天居然没给送饭来;第二天送来的时候,东西全没有盖,而是盖着一层绿蝇。原来因为告诉大蝎去嘱咐送饭的仆人,使大蝎与仆人全看不起我了。伸手就打,是上等猫人的尊荣;也是下等猫人认为正当的态度。我怎样办?我不愿意打人。“人”在我心中是个最高贵的观念。但是设若不打,不但仅是没有人送饭,而且将要失去我在火星上的安全。没法子,只好牺牲了猫人一块(很小的一块,凭良心说)头皮。行了,草盖不再闲着了。这几乎使我落下泪来,什么样的历史进程能使人忘了人的尊贵呢?

 晩ご飯を食べることはべつに難しくない。ネコ人間はもともと料理するただ緑ハエがとても多く、僕は草の葉を摘み編んでいくつか蓋を作る、ご飯を運ぶネコ人間を来るように言いつけてご飯に蓋をする、ネコ人間はなぜかわかってないようで、しかもおかしいと思ったようだ。ダーシエの命令があると彼は僕と話そうとしない、ただかすかに僕にうなずく。僕は不清潔なことがネコ人間の歴史上で光栄なことだと知っている。方法はないが彼でわかる。恥ずかしい、やはり力を用いる、会うたびに見るとご飯の上に蓋はない、僕はダーシエに指図しに行くように言った。ひとつ大きな間違いが起きた、ある日なんとご飯が与えられず、二日目渡されるとき、ものにすべて蓋はなかった、そして一匹の緑ハエに覆いかぶさっていた。もともとダーシエがご飯を渡す召使に言いつけるように言ったから、ダーシエと召使を僕が見ていなかった。手を伸ばし叩く、これは上等なネコ人間の名誉だ。下等なネコ人間正当な態度だと思うことでもある。僕はどうすればいいだろうか?僕は人を殴りたくない。「人」は僕の心の中にある最も高貴な概念だ。しかし、殴らなかったら、ご飯を渡す人がいなくなるだけでなく、その上僕の火星での安全が失われるだろう。方法はない、ネコ人間のひとかけらの(とても小さなひとかけら、良心が言うように任せる)頭皮を犠牲にした。それから、草の蓋は二度と暇になることはなかった。これには危うく涙が出そうになった、どんなに歴史過程が人に人の尊敬すべきことを忘れさせるだろうか?

早晨到河上去洗澡是到火星来的第一件美事。我总是在太阳出来以前便由迷林走到沙滩,相隔不过有一里多地。恰好足以出点汗,使四肢都活软过来。在沙上,水只刚漫过脚面,我一边踩水,一边等着日出。日出以前的景色是极静美的:灰空中还没有雾气,一些大星还能看得见,四处没有一点声音,除了沙上的流水有些微响。太阳出来,我才往河中去;走过沙滩,水越来越深,走出半里多地便没了胸,我就在那里痛快的游泳一回。以觉得腹中饿了为限,游泳的时间大概总在半点钟左右。饿了,便走到沙滩上去晒乾了身体。破裤子,手枪,火柴盒,全在一块大石上放着。我赤身在这大灰宇宙中。似乎完全无忧无虑,世界上最自然最自由的人。太阳渐渐热起来。河上起了雾,觉得有点闭闷;不错,大蝎没说谎,此地确有些毒瘴;这是该回去吃那片迷叶的时候了。

早朝川に行き入浴することは火星に来てから一つ目の美しいことだった。僕はいつも太陽が出てくる前に迷いの林を歩いて砂浜へ行く、一里余りも離れていない。ちょうどよく足から汗が出てきて、四肢すべてを生き生きと柔らかく使いやって来る。砂の上で、すぐに足を水に浸す、僕は立ち泳ぎをしつつ、日の出を待つ。日の出前の景色はとても静かできれいだ。灰色の空には霧がなく、大きな星が見える、あたり一面少しの声もない、砂の上の流水がかすかに響くのを除いて。太陽が出てくる、僕はただ川の中に行く。砂浜を歩く、水はどんどん深くなり、半里余り行くと水面は胸まではない、僕はそこで思いきり一回泳ぐ。腹が減ったと思う時を限度にする、泳ぐ時間はだいたいいつも三十分ほどだ。腹が減った、砂浜を歩き、体を太陽に充てて乾かす。破れたズボン、銃、マッチすべてを大きな石の上に置く。僕は大きな灰色の宇宙で裸になる。まったく心配することもなく思案することもない、世界で最も自然で最も自由な人だ。太陽がしだいに熱くなってきた。川に霧が出てきて、気分が滅入ってくる感じがある。間違いない、ダーシエはうそをついていない、この地は確かに毒気がある。これは迷いの葉を食べに帰る時間だ。

这点享受也不能长久的保持,又是大蝎的坏。大概在开始洗澡的第七天上吧,我刚一到沙滩上便看见远处有些黑影往来。我并未十分注意,依旧等着欣赏那日出的美景。东方渐渐发了灰红色。一会儿,一些散开的厚云全变成深紫的大花。忽然亮起来,星们不见了。云块全联成横片,紫色变成深橙,抹着一层薄薄的浅灰与水绿,带着亮的银灰边儿。横云裂开,橙色上加了些大黑斑,金的光脚极强的射起,金线在黑斑后面还透得过来。然后,一团血红从裂云中跳出,不很圆,似乎晃了几晃,固定了;不知什么时候裂云块变成了小碎片。联成一些金黄的鳞;河上亮了,起了金光。霞越变越薄越碎,渐渐的消灭,只剩下几缕浅桃红的薄纱;太阳升高了,全天空中变成银灰色,有的地方微微透出点蓝色来。只顾呆呆的看着,偶一转脸,喝!离河岸有十来丈远吧,猫人站成了一大队!我莫名其妙。也许有什么事,我想,不去管,我去洗我的。我往河水深处走,那一大队也往那边挪动。及至我跳在河里,我听见一片极惨的呼声。我沉浮了几次,在河岸浅处站起来看看,又是一声喊,那队猫人全往后退了几步。我明白了,这是参观洗澡呢。

この享受も長く続かなかった、またダーシエのせいだ。だいたい入浴を始めて七日のことだ、僕は砂浜についたばかりに特に黒い影が向かってくるのが見えた。僕は別に気にかけていなかった、相変わらず日の出の美しい景色鑑賞を待っていた。星たちが見えなくなった。雲のかたまりがすべて連なり横長になり、紫色が深い橙色に代わり、薄く淡い灰色と緑色を消し、明るいシルバーグレーをおびる。横雲は裂け、橙色の上に大きい黒斑が加わる、金の光の脚がとても強くさしている、金の糸は黒斑の後ろを通って近づいてくる。それから、真紅の丸が裂けた雲の中から飛び出し、丸くない、一瞬ちらりと見えまぶしい、固まった。裂けた雲のかたまりがいつ小さな破片になったのかわからない。連なって黄金のうろこを作る。川の上はまぶしく、金の光ができる。朝焼けは薄くばらばらに変わっていき、だんだんと消えてなくなる、淡い桃色の細い糸だけが残る。太陽が高く上り、空全体が灰色になる、ある場所はかすかな透き通る藍色が来る。ただぼんやりと見回して、偶然顔を向き替えると、あ!川岸から十丈ぐらい離れたところに、ネコ人間が立ちたい列を作っていた!僕は何が何だかさっぱりわからない。もしかすると何かあったのかもしれない、僕は思った、かまわない、僕は入浴に行く。川の水深の深いところまで歩く、あの隊列もそこへ移動する。僕が川の中ではねているときになって、僕はひとつのとても悲惨な声を聴いた。僕は何回か浮き沈みし、川岸の浅いところで立ち上がって見た、またわめいた、あの隊列のネコ人間はみな後ろへ数歩下がった。僕はわかった、これは入浴見物だ。

看洗澡,设若没看见过,也不算什么,我想。猫人决不是为看我的身体而来,赤体在他们看不是稀奇的事;他们也不穿衣服。一定是为看我怎样游泳。我是继续的泅水为他们开开眼界呢?还是停止呢?这倒不好决定。在这个当儿,我看见了大蝎,他离河岸最近,差不多离着那群人有一两丈远。这是表示他不怕我,我心中说。他又往前跳了几步,向我挥手,意思是叫我往河里跳。从我这三四个月的经验中,我可以想到,设若我要服从他的手势而往河里跳,他的脸面一定会增许多的光。但是我不能受这个,我生平最恨假外人的势力而欺侮自家人的。我向沙滩走去。大蝎又往前走了,离河岸差不多有四五丈,我从石上拿起手枪,向他比了一比。

入浴を見る、もしかするとみたことないのかもしれない、なにがだめなのだ、僕は思った。ネコ人間は決して僕の体を見るためにきたのではない、裸を見ることは彼らにとって珍しいことではない。彼らも服は着ていない。きっと僕がどのように泳ぐか見るために来たのだ。彼らの目に入るように僕は泳ぎを続けるべきか?それとも止めるか?これは好ましくない決定だ。ちょうどこの時、ダーシエが見えた、彼は川岸から最も近く、同じようにあの群団から一、二丈遠くに離れていた。これは彼が僕を恐れていないということを表している、と僕は心の中で言った。彼はさらに前に数歩飛び出し、僕に手招きした、考えは僕を川の中に飛び込ませることだ。ここ三、四か月の経験から僕は思いついた、もし僕が彼の合図に従い川に飛び込めば、彼の顔はきっと名誉が増すだろう。しかし僕はこれを受けることはできない、生まれてこの方暇な赤の他人も勢力を最も恨んだ。僕は砂浜に向かって歩いた。ダーシエも前に歩いてくる、川岸から四、五丈ぐらいある、僕は石の上から拳銃を持って彼に向って突きつけた。

我把大蝎拿住;看他这个笑,向来没看见过他笑得这么厉害。我越生气,他越笑,似乎猫人的笑是专为避免挨打预备着的。我问他叫人参观我洗澡是什么意思,他不说,只是一劲的媚笑。我知道他心中有鬼,但是不愿看他的贱样子,只告诉他:以后再有这种举动,留神你的头皮!

僕はダーシエを捕まえた。見ると彼は笑っている、これまで彼がこんなにひどく笑っているところは見たことがない。僕が怒るにつれて、彼はさらに笑う、ネコ人間の笑いはもっぱら殴る準備を避けるためのようだ。彼に僕が入浴するところを人に見物させるとはどういう言う考えか尋ねた、彼は言わない、ただへつらって笑うだけだ。僕は彼の心の中に悪巧みがあることを知っている、しかし彼の下卑た様子を見たくはない、ただ彼に言った。これからこのような行動がまたあれば、おまえの頭皮に気をつけろ!

第二天我依旧到河上去。还没到沙滩,我已看见黑忽忽的一群,比昨天的还多。我决定不动声色的洗我的澡,以便看看到底是怎么回事,回去再和大蝎算帐。太阳出来了,我站在水浅处,一边假装打水,一边看着他们。大蝎在那儿呢,带着个猫人,双手大概捧着一大堆迷叶,堆得顶住下巴。大蝎在前,拿迷叶的猫人在后,大蝎一伸手,那猫人一伸手,顺着那队猫人走;猫人手中的迷叶渐渐的减少了。我明白了,大蝎借着机会卖些迷叶,而且必定卖得很贵。

二日目僕は依然として川に行った。砂浜につかないうちにすでに黒い一群を見つけた、昨日のよりも多い。僕は黙って顔色一つ変えないで入浴することに決めた、最後まで見るためとは何事だ、帰って再びダーシエと鑑定する。太陽が出てきた、僕は浅瀬に立っていて、水をくむふりをしながら彼らを見ていた。ダーシエはあそこにいる、ネコ人間を引き連れ、両手はおそらく山ほどの迷いの葉を持ち、積み上げて居ついている。ダーシエが目にいて、迷いの葉を持ったネコ人間は後ろにいる、ダーシエが手を伸ばすと、あのネコ人間も手を伸ばし、あの隊のネコ人間に従い歩く。ネコ人間の手の中の迷いの葉はだんだん減っていく。僕は分かった、ダーシエはチャンスを利用して迷いの葉を売っているのだ、しかもとても高い金額で。

我本是个有点幽默的人,但是一时的怒气往往使人的行为失于偏急。猫人的怎样怕我——只因为我是个外国人——我是知道的;这一定全是大蝎的坏主意,我也知道。为惩罚大蝎一个人而使那群无辜的猫人联带的受点损失,不是我的本意。可是,在那时,怒气使我忘了一切体谅。我必须使大蝎知道我的厉害,不然,我永远不用再想安静的享受这早晨的运动。自然,设若猫人们也在早晨来游泳,我便无话可讲,这条河不是我独有的;不过,一个人泅水,几百人等着看,而且有借此作买卖的,我不能忍受。

僕は本来ユーモアがある人だ、しかし怒るとしばしば人の行為をおろそかにし焦りがちになる。ネコ人間がどんなに僕を恐れる――ただ僕が外国人だからというだけ――僕が知っていることだ。これはきっとすべてダーシエの悪知恵だ、僕もわかる。ダーシエ一人に懲罰を与えるためにあの罪がないネコ人間の連帯が損をする、僕の本意ではないが。しかし、あの時は、怒りが一切の思いやりを忘れさせた。必ずダーシエに僕の恐ろしさを知ってもらわなければいけない、さもなければ、僕は永遠に静かな楽しみこの早朝の運動の思いを使えない。同然である、もしネコ人間も早朝に泳ぎに来れば、僕が話せる話はない、この川僕ひとりのものではない。ただ、ひとりが泳ぐだけだ、何百人が見るのを待っている、さらに売買の場を作り利用している、僕は我慢できない。

我不想先捉住大蝎,他不告诉我实话;我必须捉住一个参观人,去问个分明。我先慢慢的往河岸那边退,背朝着他们,以免他们起疑。到了河岸,我想,我跑个百码,出其不备的捉住个猫人。

 僕はダーシエをまず捕まえようとは思わない、彼は僕に本当の話を言わない。必ずひとり見物人を捕まえなければならない、尋ねに行きはっきりする。僕はまずゆっくり川岸に行くとそこは後ろへ下がる、背中を彼らに向け、彼らが疑わないようにする。川岸につくと、僕は思った、僕が百ヤード走って、不意を突いてネコ人間を捉える。

到了河岸,刚一转过脸来,听见一声极惨的呼喊,比杀猪的声儿还难听。我的百码开始,眼前就如同忽然地震一般,那群猫人要各自逃命,又要往一处挤,跑的,倒的,忘了跑的,倒下又往起爬的,同时并举;一展眼,全没了,好象被风吹散的一些落叶,这里一小团,那里一小团,东边一个,西边两个,一边跑,一边喊,好象都失了魂。及至我的百码跑完,地上只躺着几个了,我捉了一个,一看,眼已闭上,没气了!我的后悔比闯了祸的恐怖大的多。我不应当这么利用自己的优越而杀了人。但是我并没呆住,好似不自觉的又捉住另一个,腿坏了,可是没死。在事后想起来,我真不佩服我自己,分明看见人家腿坏了,而还去捉住他审问;分明看见有一个已吓死,而还去捉个半死的,设若“不自觉”是可原谅的,人性本善便无可成立了。

川岸についた、すぐに体の向きを変えるやいなや、とてもひどい声が聞こえる。殺すブタの声よりも聴きがたい。僕の百ヤードが始まる、目の前は突然地震が起きたようだ、あの群のネコ人間はそれぞれ命からがら逃げ、また一か所にぎゅうぎゅうになり、走る、倒れる、走ることを忘れる、倒れて上へ這う、同時に並行して進んでいる。目を開くとすべてない、風が吹き散らした落ち葉のようだ、ここの小さな一団、あそこの小さな一団、東にひとつ、西に一つ、走ったり、わめいたり、まるでみんな魂をなくしてしまったようだ。百ヤード走り終わった頃になって、地面に数人倒れている、一人捕まえる、見ると、目が閉じている、死んでいた!僕の後悔は災難に不意に飛び込むことより大きかった。僕はこのように自分の優れているところを利用して人を殺した。しかし僕はけっして中断しなかった、無意識に他のものをまた捕まえた、脚が悪くなっている、しかし死んでいない。この後、僕は思いついた、僕は本当に自分に感心できない、はっきりとほかの人の脚が悪くなっているのが見える、また捕まえて尋問する。はっきりと一人すでに死んでいるのが見える、さらに死にかけているものを捉える、もし「無意識」が許されるなら、人間性の本来の善は成り立たなくなるだろう。

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2017-04-05猫の惑星5 このエントリーを含むブックマーク

又渴了,并且很饿。在夜间猎食,就是不反对与鸟兽为伍,我也没那份本事。幸而不冷;在这里大概日夜赤体是不会受寒的。我倚了那小屋的墙根坐下,看看天上那几个星,。什么也不敢想;就是最可笑的思想也会使人落泪:孤寂是比痛苦更难堪的。

また喉が渇いてきた。腹も空いている。たとえ鳥や獣の真似をして夜の闇の中で食べ物を探すことを厭わないとしても、僕にはその能力さえないのだった。幸い、寒くはない。ここでは昼夜を問わず裸で過ごしても風邪をひいたりはすまい。僕は小屋の壁にもたれて座り、星空を眺めた。遠くにあの林が見える。何も考えられたくない。きっと、どんなにバカバカしいことを考えても涙があふれてくるだろう。孤独はそれほど苦痛よりも耐えがたいものなのだ。

这样坐了许久,我的眼慢慢的失了力量;可是我并不敢放胆的睡去,闭了一会儿,心中一动,努力的睁开,然后又闭上。有一次似乎看见了一个黑影,但在看清之前就又不见了。因疑见鬼,我责备自己,又闭上了眼;刚闭上又睁开了,到底是不放心。哼!又似乎有个黑影,刚看到,又不见了。我的头发根立起来了。到火星上捉鬼不在我的计划之中。不敢再闭眼了。

 僕はずいぶん長いことそこに座っていた。瞼がだんだん重たくなってきたが、思い切って眠ってしまうこともできない。しばし目を閉じてはハッと気づいて無理に目をこじ開け、そしてまた眠りに落ちそうになる。一瞬、黒い影が見えたような気がしたが、確かめる間もなく姿を消した。神経が高ぶっているための幻覚だろうと自分の臆病を責め、また目を閉じた。だが閉じたばかりの目をまた開いた。やはり安心はできない。ほら!、また黒い影がよぎった。見たと思ったらすぐに消えた。髪がゾワゾワと逆立ち始めた。僕には火星で化け物を捕獲する計画なんてありやしないのだ。もう目を閉じる勇気はなかった。

好大半天,什么也没有。我试着闭上眼,留下一点小缝看着;来了,那个黑影!

 ずいぶん長いこと何の動きもなかった。ためしに薄目を開けて様子をうかがってみた。来た、あの黒い影だ。

不怕了,这一定不是鬼;是个猫人。猫人的视官必定特别的发达,能由远处看见我的眼睛的开闭。紧张,高兴,几乎停止了呼吸,等着;他来在我的身前,我便自有办法;好象我一定比猫人优越似的,不知根据什么理由;或者因为我有把手枪?可笑。

 もう怖くない。あれは幽霊であるはずがない。ネコ人間だ。やつらは視力が特に発達していて、遠くからでも僕の目が開いたり閉じたりしているのを見ることができるに違いない。緊張と嬉しさで息が止まりそうになりながら僕は待った。目の前まで近づきさえすれば何とかなる気がした。しかし何を根拠に自分がネコ人間よりも優れているような気がするのか。拳銃を持っているから? お笑い草だ。

时间在这里是没有丝毫价值的,好似等了几个世纪他才离我不远了;每一步似乎需要一刻,或一点钟,一步带着整部历史遗传下来的谨慎似的。东试一步,西试一步,弯下腰,轻轻的立起来,向左扭,向后退,象片雪花似的伏在地上,往前爬一爬,又躬起腰来……小猫夜间练习捕鼠大概是这样,非常的有趣。

 ここでは時間には何の価値もない。まるで何世紀も経ったかと思われた頃、やつはようやく近くまで来た。一歩進むのに15分、あるいは1時間もかかったかもしれない。その一歩一歩には彼らが歴史的に受け継いできた慎重さがあった。東へ一歩踏み出し、西へ一歩進み、背を丸め、軽く背伸びし、左に向きを変え、後ずさりし、一片の雪のように地に伏せて匍匐前進し、また背を丸める……。子猫が夜の闇の中でネズミを狩る練習をするときもこんなふうだろう。非常に興味深い。

不要说动一动,我猛一睁眼,他也许一气跑到空间的外边去。我不动,只是眼睛留着个极小的缝儿看他到底怎样。

 身動きどころか、いきなり目を開くだけでやつは一瞬で逃げうせてしまうかもしれない。僕は身じろぎもせず糸のように細く開けた目の隙間から相手の動きをうかがっていた。

我看出来了,他对我没有恶意,他是怕我害他。他手中没拿着家伙,又是独自来的,不会是要杀我。我怎能使他明白我也不愿意加害于他呢?不动作是最好的办法,我以为,这至少不会吓跑了他。

 相手に悪意はないらしい。僕に攻撃されることを恐れているだけだ。丸腰でたった一人でやってきたところを見ると、僕を殺そうという気もないに違いない。どうすれば僕が敵意を持っていないことを分からせることができるだろう。動かないのが一番だ、じっとしていれば、少なくともやつは吃驚して逃げ去ってしまうこともないはずだ。

他离我越来越近了。能觉到他的热气了。他斜着身象接力竞走预备接替时的姿式,用手在我的眼前摆了两摆。我微微的点了点头。他极快的收回手去,保持着要跑的姿式,可是没跑。他看着我;我又轻轻的一点头。他还是不动。我极慢的抬起双手,伸平手掌给他看。他似乎能明白这种“手语”,也点了点头,收回那只伸出老远的腿。我依旧手掌向上,屈一屈指,作为招呼他的表示。他也点点头。我挺起点腰来,看看他,没有要跑的意思。这样极痛苦的可笑磨烦了至少有半点钟,我站起来了。

 やつはとうとう体温を感じられるほど僕に近づいて来て、リレー選手がバトンを待っているときのような姿勢のまま僕の目の前で手を二回振った。僕がわずかに頷くと慌てて手を引っ込め、今にも走り出しそうな様子を見せたが逃げることなく僕をみつめている。僕はまた軽く頷いた。やつはじっとしたままだ。ごくゆっくりと両手を挙げ、手のひらを広げて見せた。どうやらこの「手話」が通じたようで、やつは頷き、駆けだす準備をしていた足を元に戻した。掌を上に向けたままあいさつ代わりに指を曲げてみた。やつはまた頷いた。少し腰を伸ばして相手を見たが逃げ出す様子はない。こんなふうにひどく辛く馬鹿げた時間が少なくとも半時間は続き、僕はやっと立ち上がることができた。

假如磨烦等于作事,猫人是最会作事的。换句话说,他与我不知磨烦了多大工夫,打手势,点头,撇嘴,纵鼻子,差不多把周身的筋肉全运动到了,表示我们俩彼此没有相害的意思。当然还能磨烦一点钟,哼,也许一个星期,假如不是远处又来了黑影——猫人先看见的。及至我也看到那些黑影,猫人已跑出四五步,一边跑一边向我点手。我也跟着他跑。

 時間を無駄に費やすこと即ち仕事であれば、ネコ人間ほど仕事ができる者はいない。やつと僕は一体どれほどの時間を費やして手真似をし、頷き、口を曲げ、鼻にしわを寄せ、体の全ての筋肉を総動員して互いに加害する意図がないことを示したことだろう。もちろんさらに一時間かけることも、いや、ひょっとしたら一週間かかったかもしれない。もし遠くにもう一つの黒い影が現れなかったら。その人影に先に気づいたのはネコ人間だった。僕が気づいたときにはネコ人間はすでに四、五歩ほど走り始め、走りながら僕に向かって手招きしていた。僕もやつを追って走った。

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2017-04-04猫の惑星4 このエントリーを含むブックマーク

お待ちください。

  掏出手枪来,还是等一等?许多许多不同的念头环绕着这两个主张;在这一分钟里,我越要镇静,心中越乱。结果,我把手放下去了。向自己笑了一笑。到火星上来是我自己情愿冒险,叫这群猫人把我害死——这完全是设想,焉知他们不是最慈善的呢——是我自取;为什么我应当先掏枪呢!一点善意每每使人勇敢;我一点也不怕了。是福是祸,听其自然;无论如何,衅不应由我开。

  看我不动,他们往前挪了两步。慢,可是坚决,象猫看准了老鼠那样的前进。

  鸟儿全飞起来,嘴里全叼着块……我闭上了眼!

  眼还没睁开——其实只闭了极小的一会儿——我的双手都被人家捉住了。想不到猫人的举动这么快;而且这样的轻巧,我连一点脚步声也没听见。

  没往外拿手枪是个错误。不!我的良心没这样责备我。危患是冒险生活中的饮食。心中更平静了,连眼也不愿睁了。这是由心中平静而然,并不是以退为进。他们握着我的双臂,越来越紧,并不因为我不抵抗而松缓一些。这群玩艺儿是善疑的,我心中想;精神上的优越使我更骄傲了,更不肯和他们较量力气了。每只胳臂上有四五只手,很软,但是很紧,并且似乎有弹性,与其说是握着,不如说是箍着,皮条似的往我的肉里煞。挣扎是无益的。我看出来:设若用力抽夺我的胳臂,他们的手会箍进我的肉里去;他们是这种人:不光明的把人捉住,然后不看人家的举动如何,总得给人家一种极残酷的肉体上的虐待。设若肉体上的痛苦能使精神的光明减色,惭愧,这时候我确乎有点后悔了;对这种人,假如我的推测不错,是应当采取“先下手为强”的政策;“当”的一枪,管保他们全跑。但是事已至此,后悔是不会改善环境的;光明正大是我自设的陷阱,就死在自己的光明之下吧!我睁开了眼。他们全在我的背后呢,似乎是预定好即使我睁开眼也看不见他们。这种鬼祟的行动使我不由的起了厌恶他们的心;我不怕死;我心里说:“我已经落在你们的手中,杀了我,何必这样偷偷摸摸的呢!”我不由的说出来:“何必这样……”我没往下说;他们决不会懂我的话。胳臂上更紧了,那半句话的效果!我心里想:就是他们懂我的话,也还不是白费唇舌!我连头也不回,凭他们摆布;我只希望他们用绳子拴上我,我的精神正如肉体,同样的受不了这种软,紧,热,讨厌的攥握!

  空中的鸟更多了,翅子伸平,头往下钩钩着,预备得着机会便一翅飞到地,去享受与我自幼同学的朋友的……背后这群东西到底玩什么把戏呢?我真受不了这种钝刀慢锯的办法了!但是,我依旧抬头看那群鸟,残酷的鸟们,能在几分钟内把我的朋友吃净。啊!能几分钟吃净一个人吗?那么,鸟们不能算残酷的了;我羡慕我那亡友,朋友!你死得痛快,消灭得痛快,比较起我这种零受的罪,你的是无上的幸福!

  “快着点!”几次我要这么说,但是话到唇边又收回去了。我虽然一点不知道猫人的性情习惯,可是在这几分钟的接触,我似乎直觉的看出来,他们是宇宙间最残忍的人;残忍的人是不懂得“干脆”这个字的,慢慢用锯齿锯,是他们的一种享受。说话有什么益处呢?我预备好去受针尖刺手指甲肉,鼻子里灌煤油——假如火星上有针和煤油。

  我落下泪来,不是怕,是想起来故乡。光明的中国,伟大的中国,没有残暴,没有毒刑,没有鹰吃死尸。我恐怕永不能再看那块光明的地土了,我将永远不能享受合理的人生了;就是我能在火星上保存着生命,恐怕连享受也是痛苦吧!?

  我的腿上也来了几只手。他们一声不出,可是呼吸气儿热忽忽的吹着我的背和腿;我心中起了好似被一条蛇缠住那样的厌恶。

  咯噹的一声,好象多少年的静寂中的一个响声,听得分外清楚,到如今我还有时候听见它。我的腿腕上了脚镣!我早已想到有此一举。腿腕登时失了知觉,紧得要命。我犯了什么罪?他们的用意何在?想不出。也不必想。在猫脸人的社会里,理智是没用的东西,人情更提不到,何必思想呢。

  手腕也锁上了。但是,出我意料之外,他们的手还在我的臂与腿上箍着。过度的谨慎——由此生出异常的残忍——是黑暗生活中的要件;我希望他们锁上我而撤去那些只热手,未免希望过奢。

  脖子上也来了两只热手。这是不许我回头的表示;其实谁有那么大的工夫去看他们呢!人——不论怎样坏——总有些自尊的心;我太看低他们了。也许这还是出于过度的谨慎,不敢说,也许脖子后边还有几把明晃晃的刀呢。

  这还不该走吗?我心中想。刚这么一想,好象故意显弄他们也有时候会快当一点似的,我的腿上挨了一脚,叫我走的命令。我的腿腕已经箍麻了,这一脚使我不由的向前跌去;但是他们的手象软而硬的钩子似的,钩住我的肋条骨;我听见背后象猫示威时相噗的声音,好几声,这大概是猫人的笑。很满意这样的挫磨我,当然是。我身上不知出了多少汗。他们为快当起见,颇可以抬着我走;这又是我的理想。我确是不能迈步了;这正是他们非叫我走不可的理由——假如这样用不太羞辱了“理由”这两个字。

  汗已使我睁不开眼,手是在背后锁着;就是想摇摇头摆掉几个汗珠也不行,他们箍着我的脖子呢!我直挺着走,不,不是走,但是找不到一个字足以表示跳,拐,跌,扭……等等搀合起来的行动。

  走出只有几步,我听见——幸而他们还没堵上我的耳朵——那群鸟一齐“扎”的一声,颇似战场上冲锋的“杀”;当然是全飞下去享受……我恨我自己;假如我早一点动手,也许能已把我的同学埋好;我为什么在那块呆呆的看着呢!朋友!就是我能不死,能再到这里来,恐怕连你一点骨头渣儿也找不着了!我终身的甜美记忆的总量也抵不住这一点悲苦惭愧,哪时想起来哪时便觉得我是个人类中最没价值的!

  好象在恶梦里:虽然身体受着痛苦,可是还能思想着另外一些事;我的思想完全集中到我的亡友,闭着眼看我脑中的那些鹰,啄食着他的肉,也啄食着我的心。走到哪里了?就是我能睁开眼,我也不顾得看了;还希望记清了道路,预备逃出来吗?我是走呢?还是跳呢?还是滚呢?猫人们知道。我的心没在这个上,我的肉体已经象不属于我了。我只觉得头上的汗直流,就象受了重伤后还有一点知觉那样,渺渺茫茫的觉不出身体在哪里,只知道有些地方往出冒汗,命似乎已不在自己手中了,可是并不觉得痛苦。

  我的眼前完全黑了;黑过一阵,我睁开了眼;象醉后刚还了酒的样子。我觉出腿腕的疼痛来,疼得钻心;本能的要用手去摸一摸,手腕还锁着呢。这时候我眼中才看见东西,虽然似乎已经睁开了半天。我已经在一个小船上;什么时候上的船,怎样上去的,我全不知道。大概是上去半天了,因为我的脚腕已缓醒过来,已觉得疼痛。我试着回回头,脖子上的那两只热手已没有了;回过头去看,什么也没有。上面是那银灰的天;下面是条温腻深灰的河,一点声音也没有,可是流得很快;中间是我与一只小船,随流而下。

  我顾不得一切的危险,危险这两个字在此时完全不会在脑中发现。热,饿,渴,痛,都不足以胜过疲乏——我已坐了半个多月的飞机——不知道怎么会挣扎得斜卧起来,我就那么睡去了;仰卧是不可能的,手上的锁镣不许我放平了脊背。把命交给了这浑腻蒸热的河水,我只管睡;还希望在这种情形里作个好梦吗!?

  再一睁眼,我已靠在一个小屋的一角坐着呢;不是小屋,小洞更真实一点;没有窗户,没有门;四块似乎是墙的东西围着一块连草还没铲去的地,顶棚是一小块银灰色的天。我的手已自由了,可是腰中多了一根粗绳,这一头缠着我的腰,虽然我并不需要这么根腰带,那一头我看不见,或者是在墙外拴着;我必定是从天而降的被系下来的。怀中的手枪还在,奇怪!

  什么意思呢?绑票?向地球上去索款?太费事了。捉住了怪物,预备训练好了去到动物园里展览?或是送到生物学院去解剖?这倒是近乎情理。我笑了,我确乎有点要疯。口渴得要命。为什么不拿去我的手枪呢?这点惊异与安慰并不能使口中增多一些津液。往四处看,绝处逢生。与我坐着的地方平行的墙角有个石罐。里边有什么?谁去管,我一定过去看看,本能是比理智更聪明的。脚腕还绊着,跳吧。忍着痛往起站,立不起来,试了几试,腿已经不听命令了。坐着吧。渴得胸中要裂。肉体的需要把高尚的精神丧尽,爬吧!小洞不甚宽大,伏在地上,也不过只差几寸吧,伸手就可以摸着那命中希望的希望,那个宝贝罐子。但是,那根腰带在我躺平以前便下了警告,它不允许我躺平,设若我一定要往前去,它便要把我吊起来了。无望。

  口中的燃烧使我又起了飞智:脚在前,仰卧前进,学那翻不过身的小硬盖虫。绳子虽然很紧,用力挣扎究竟可以往肋部上匀一匀,肋部总比腿根瘦一些,能匀到胸部,我的脚便可以碰到罐子上,哪怕把肋部都磨破了呢,究竟比这么渴着强。肋部的皮破了,不管;前进,疼,不管;啊,脚碰着了那个宝贝!

  脚腕锁得那么紧,两个脚尖直着可以碰到罐子,但是张不开,无从把它抱住;拳起一点腿来,脚尖可以张开些,可是又碰不到罐子了。无望。

  只好仰卧观天。不由的摸出手枪来。口渴得紧。看了看那玲珑轻便的小枪。闭上眼,把那光滑的小圆枪口放在太阳穴上;手指一动,我便永不会口渴了。心中忽然一亮,极快的坐起来,转过身来面向墙角,对准面前的粗绳,噹,噹,两枪,绳子烧糊了一块。手撕牙咬,疯了似的,把绳子终于扯断。狂喜使我忘了脚上的锁镣,猛然往起一立,跌在地上;就势便往石罐那里爬。端起来,里面有些光,有水!也许是水,也许是……顾不得迟疑。石罐很厚,不易喝;可是喝到一口,真凉,胜似仙浆玉露;努力总是有报酬的,好象我明白了一点什么生命的真理似的。

  水并不多;一滴也没剩。

  我抱着那个宝贝罐子。心中刚舒服一点,幻想便来了:设若能回到地球上去,我必定把它带了走。无望吧?我呆起来。不知有多久,我呆呆的看着罐子的口。

  头上飞过一群鸟,简短的啼着,将我唤醒。抬头看,天上起了一层浅桃红的霞,没能把灰色完全掩住,可是天象高了一些,清楚了一些,墙顶也镶上一线有些力量的光。天快黑了,我想。

  我应当干什么呢?

  在地球上可以行得开的计划,似乎在此地都不适用;我根本不明白我的对方,怎能决定办法呢。鲁滨孙并没有象我这样困难,他可以自助自决,我是要从一群猫人手里逃命;谁读过猫人的历史呢。

  但是我必得作些什么?

  脚镣必须除去,第一步工作。始终我也没顾得看看脚上拴的是什么东西,大概因为我总以为脚镣全应是铁作的。现在我必须看看它了,不是铁的,因为它的颜色是铅白的。为什么没把我的手枪没收,有了答案:火星上没铁。猫人们过于谨慎,唯恐一摸那不认识的东西受了危害,所以没敢去动。我用手去摸,硬的,虽然不是铁;试着用力扯,扯不动。什么作的呢?趣味与逃命的急切混合在一处。用枪口敲它一敲,有金属应发的响声,可是不象铁声。银子?铅?比铁软的东西,我总可以设法把它磨断;比如我能打破那个石罐,用石棱去磨——把想将石罐带到地球上去的计划忘了。拿起石罐想往墙上碰;不敢,万一惊动了外面的人呢;外面一定有人看守着,我想。不能,刚才已经放过枪,并不见有动静。后怕起来,设若刚才随着枪声进来一群人?可是,既然没来,放胆吧;罐子出了手,只碰下一小块来,因为小所以很锋利。我开始工作。

  铁打房梁磨成绣花针,工到自然成;但是打算在很短的时间用块石片磨断一条金属的脚镣,未免过于乐观。经验多数是“错误”的儿女,我只能乐观的去错误;由地球上带来的经验在此地是没有多少价值的。磨了半天,有什么用呢,它纹丝没动,好象是用石片切金刚石呢。

  摸摸身上的碎布条,摸摸鞋,摸摸头发,万一发现点能帮助我的东西呢;我已经似乎变成个没理智的动物。啊!腰带下的小裤兜里还有盒火柴,一个小“铁”盒。要不是细心的搜寻真不会想起它来;我并不吸烟,没有把火柴放在身上的习惯。我为什么把它带在身边?想不起。噢,想起来了:朋友送给我的,他听到我去探险,临时赶到飞机场送行,没有可送我的东西,就把这个盒塞在我的小袋里。“小盒不会给飞机添多少重量,我希望!”他这么说来着。我想起来了。好似多少年以前的事了;半个月的飞行不是个使心中平静清楚的事。

  我玩弄着那个小盒,试着追想半个月以前的事,眼前的既没有希望,只好回想过去的甜美,生命是会由多方面找到自慰的。

  天黑上来了。肚中觉出饿来。划了一根火柴,似乎要看看四下有没有可吃的东西。灭了,又划了一根,无心的可笑的把那点小火放在脚镣上去烧烧看。忽!吱!象写个草书的四字——C——那么快,脚腕上已剩下一些白灰。一股很好闻的气味,钻入鼻孔,我要呕。

  猫人还会利用化学作东西,想不到的事!

  命不自由,手脚脱了锁镣有什么用呢!但是我不因此而丧气;至少我没有替猫人们看守这个小洞的责任。把枪,火柴盒,都带好;我开始揪着那打断的粗绳往墙上爬。头过了墙,一片深灰,不象是黑夜,而是象没有含着烟的热雾。越过墙头,跳下去。往哪里走?在墙内时的勇气减去十分之八。没有人家,没有灯光,没有声音。远处——也许不远,我测不准距离——似乎有片树林。我敢进树林吗?知道有什么野兽?

  我抬头看着星星,只看得见几个大的,在灰空中发着些微红的光。

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2017-04-03猫の惑星3 このエントリーを含むブックマーク

  灰色的国!我记得我这样想,虽然我那时并不知道那里有国家没有。从远处收回眼光,我看见一片平原,灰的!没有树,没有房子,没有田地,平,平;平得讨厌。地上有草,都擦着地皮长着,叶子很大,可是没有竖立的梗子。土脉不见得不肥美,我想,为什么不种地呢?

 灰色の国だ! 僕はそう思ったのを憶えている。その時はここに国があるかどうかも知らなかったのに。空を眺めていた目を足元に戻すと、そこには平原が広がっていた。灰色で、樹木も家も田畑もない、嫌気がさすほど真っ平な大地だ。草はあったが地面にへばりつくように生え、葉は大きいが直立する茎はない。土は肥えているようには見えない。なぜ耕そうとしないのだろう。

  离我不远,飞起几只鹰似的鸟,灰的,只有尾巴是白的。这几点白的尾巴给这全灰的宇宙一点变化,可是并不减少那惨淡蒸郁的气象,好象在阴苦的天空中飞着几片纸钱!

 そう遠くない場所から鷹のような鳥が飛び立った。灰色で尾だけが白い。点々とちりばめられた白い尾羽は灰色の空のちょっとしたアクセントとなってはいたが、それとて陰鬱な雰囲気を救うものではなく、どんよりした天空に死者を弔う紙銭が舞っているように見える。

  鹰鸟向我这边飞过来。看着看着,我心中忽然一动,它们看见了我的朋友,那堆……远处又飞起来几只。我急了,本能的向地下找,没有铁锹,连根木棍也没有!不能不求救于那只飞机了;有根铁棍也可以慢慢的挖一个坑。但是,鸟已经在我头上盘旋了。我不顾得再看,可是我觉得出它们是越飞越低,它们的啼声,一种长而尖苦的啼声,是就在我的头上。顾不得细找,我便扯住飞机的一块,也说不清是哪一部分,疯了似的往下扯。鸟儿下来一只。我拚命的喊了一声。它的硬翅颤了几颤,两腿已将落地,白尾巴一钩,又飞起去了。这个飞起去了,又来了两三只,都象喜鹊得住些食物那样叫着;上面那些只的啼声更长了,好象哀求下面的等它们一等;末了,“扎”的一声全下来了。我扯那飞机,手心粘了,一定是流了血,可是不觉得疼。扯,扯,扯;没用!我扑过它们去,用脚踢,喊着。它们伸开翅膀向四外躲,但是没有飞起去的意思。有一只已在那一堆……上啄了一口!我的眼前冒了红光,我扑过它去,要用手抓它;只顾抓这只,其余的那些环攻上来了;我又乱踢起来。它们扎扎的叫,伸着硬翅往四外躲;只要我的腿一往回收,它们便红着眼攻上来。而且攻上来之后,不愿再退,有意要啄我的脚了。

 鷹はこちらに向かって飛んで来る。眺めているうちに急に胸が騒いだ。やつらは僕の友人を、あの塊を、見つけたのだ。遠くでまた何羽かが飛び立った。僕は慌てて地面を見まわした。だがスコップはおろか木の枝さえ見つからない。ロケットの部品を使うしかなさそうだ。鉄の棒でもあれば墓穴を掘ることができる。しかし鳥たちはもう僕の頭上で旋回している。ぼんやりしてはいられない。やつらは少しずつ高度を下げ、長く鋭い鳴き声が僕の頭の上まで迫ってきている。僕はロケットの部品を闇雲につかみ、無我夢中で引きはがそうとした。一羽の鳥が舞い降り、僕は必死に叫び声をあげた。硬い翼を何度か震わせ、両足が地面に着く直前に白い尾を上げて再び飛び去った。一羽が飛び去ったかと思うと、また二、三羽やって来て、カササギが獲物を捉えるときのような鳴き声をあげる。上空を飛んでいる鳥たちは声を前よりも長く伸ばした。下にいる仲間に待ってくれと哀願しているようだ。最後には「ギャーッ」と鳴きながら一斉に地面に降りて来た。掌がねばついている。ロケットの部品を無理やりに剥ぎ取ろうとしたせいで出血したに違いない。だが痛みは感じなかった。いくら力をこめて引っ張ってもだめだ。部品は外れない。僕は鳥の群れに向かって突っ込み、やつらを蹴散らしながら大声で叫んだ。翼をばたつかせてあちこちに逃げるが飛び立とうとする気配は見えない。一羽の鳥があの塊に近づき……啄ばんだ! 僕の目に赤い光が閃き、そいつに駆け寄って捕まえようとすると、他のやつらが次々に襲い掛かってきた。僕が狂ったように鳥たちを蹴散らすとギャーギャーと鳴きながら翼をばたつかせて避けるが、少しでも足を止めるとすぐに隙をついて血走った目で近寄ってきて、もう逃げようともせず僕の足を啄ばもうとする。

  忽然我想起来:腰中有只手枪。我刚立定,要摸那只枪;什么时候来的?我前面,就离我有七八步远,站着一群人;一眼我便看清,猫脸的人!

 僕は突然、腰に拳銃を下げていることを思い出した。まっすぐに立って体勢を整え、拳銃を取ろうとしたときだった。いつからそこにいたのだろう。ほんの七、八歩ほどの場所に大勢の人が立っている。僕の目にはっきりと映ったのは、猫の顔をした人間たちだった!

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2017-04-02猫の惑星2 このエントリーを含むブックマーク

  我应当先去挖坑,但是我没有去挖,只呆呆的看着四外,从泪中看着四外。我为什么不抱着那团骨肉痛哭一场?我为什么不立刻去掘地?在一种如梦方醒的状态中,有许多举动是我自己不能负责的,现在想来,这或者是最近情理的解释与自恕。

 まずは穴を掘らなければならない。しかし僕は穴を掘ろうともせず、ただぼんやりと辺りを眺めていた。なぜあの肉塊を抱いて慟哭することをしなかったのか。なぜすぐに地面を掘り始めなかったのか。まるで夢からようやく醒めたばかりのように、自分の行動が意のままにならなかった。いま思えば、これはあるいは最近の心情に対する言い訳でもあり、自分に対する赦しであるのかもしれない。

  我呆呆的看着四外。奇怪,那时我所看见的我记得清楚极了,无论什么时候我一闭眼,便能又看见那些景物,带着颜色立在我的面前,就是颜色相交处的影线也都很清楚。只有这个与我幼时初次随着母亲去祭扫父亲的坟墓时的景象是我终身忘不了的两张图画。

 僕はぼんやりと周囲を眺めていた。不思議なことに、あの時見たものははっきりと憶えている。いつでも目を閉じさえすれば、あの光景を思い浮かべることができ、色彩をともなって僕の目の前に立ち現れる。色彩の交わる境界線の影までくっきりと見える。この光景と、幼い頃に母に連れられて父の墓参りに行った時の風景だけが、生涯ずっと忘れられない二枚の絵画である。

  我说不上来我特别注意到什么;我给四围的一切以均等的“不关切的注意”,假如这话能有点意义。我好象雨中的小树,任凭雨点往我身上落;落上一点,叶儿便动一动。我看见一片灰的天空。不是阴天,这是一种灰色的空气。阳光不能算不强,因为我觉得很热;但是它的热力并不与光亮作正比,热自管热,并没有夺目的光华。我似乎能摸到四围的厚重,热,密,沉闷的灰气。也不是有尘土,远处的东西看得很清楚,决不象有风沙。阳光好象在这灰中折减了,而后散匀,所以处处是灰的,处处还有亮,一种银灰的宇宙。中国北方在夏旱的时候,天上浮着层没作用的灰云,把阳光遮减了一些,可是温度还是极高,便有点与此地相似;不过此地的灰气更暗淡一些,更低重一些,那灰重的云好象紧贴着我的脸。豆腐房在夜间储满了热气,只有一盏油灯在热气中散着点鬼光,便是这个宇宙的雏形。这种空气使我觉着不自在。远处有些小山,也是灰色的,比天空更深一些;因为不是没有阳光,小山上是灰里带着些淡红,好象野鸽脖子上的彩闪。

 特に何に注意を引かれたと言い表すことはできない。僕は周囲の物すべてに等しく「無関心な注意」を向けていた――もしこの言い方にいささかでも意味があるとすればだが。僕は雨の中の小さな木のように、ただ雨粒に打たれ、水滴が一粒落ちるたびに葉を震わせていた。灰色の空を見上げた。曇っているのではない、空気自体が灰色なのだ。日差しは決して弱くはないはずだ。その証拠に僕は暑さを感じていた。だが体に感じる暑さと日差しの明るさは比例せず、熱気は熱気だけで別個に存在し、眩い日の光はどこにもなかった。周囲の空気は手で触れることができそうなほど重たく淀み、熱をもって凝集し、灰色に沈んでいる。だが砂塵によるものではない。遠くの風景までよく見渡せるのだから、砂嵐が舞い上がっているわけではないことがわかる。陽光は灰色の空気の中で減弱して拡散する。そのために周囲はところどころ灰色で、ところどころ明るい銀灰色の宇宙の様相である。中国北部では夏の日照りには雨を降らせることのない灰色の雲が層をなして浮かぶことがある。雲のせいで陽光は弱まるが、気温は極めて高く、この土地と似ているところがある。しかしここの灰色はより暗く淀んでいる。低く垂れこめた雲が顔にべったりと張りつくようだ。夜中の豆腐屋の、熱気がこもった中にぼんやりと明かりがともっている光景が小型版のこの世界だと言ってもいい。この空気が僕を落ち着かなくさせる。遠くにある小さな山は空気よりも少し濃い灰色に見える。弱い日の光のために山頂は灰色に淡い紅が混じり、鳩の首すじのように艶を帯びて見える。

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2017-04-01猫の惑星1 このエントリーを含むブックマーク

飞机是碎了。

  我的朋友——自幼和我同学:这次为我开了半个多月的飞机——连一块整骨也没留下!我自己呢,也许还活着呢?我怎能没死?神仙大概知道。我顾不及伤心了。

 ロケットは粉々になった。僕の友だちは、――昔からの学友で、半月あまりロケットを操縦してくれた友だちは――、元の形をとどめる骨すら残さずに逝ってしまった。僕は? まだ生きているのか? なぜ死ななかったんだ? 神のみぞ知るだ。悲しんでいる暇などなかった。

  我们的目的地是火星。按着我的亡友的计算,在飞机出险以前,我们确是已进了火星的气圈。那么,我是已落在火星上了?假如真是这样,我的朋友的灵魂可以自安了:第一个在火星上的中国人,死得值!但是,这“到底”是哪里?我只好“相信”它是火星吧;不是也得是,因为我无从证明它的是与不是。自然从天文上可以断定这是哪个星球;可怜,我对于天文的知识正如对古代埃及文字,一点也不懂!我的朋友可以毫不迟疑的指示我,但是他,他……噢!我的好友,与我自幼同学的好友!

 僕たちの目的地は火星だった。死んでしまった友だちの計算では、ロケットは故障する前に火星の大気圏に突入していたことは確かだ。それなら僕はいま火星にいるのだろうか。もし本当にそうなら亡き友の魂も救われる。火星に降り立った最初の中国人という名誉のためなら命を捧げた価値はあるだろう。しかしここは一体どこなのだ。ここが火星だと信じるほかはない。たとえそうでなくても、そうでなければならない。僕にはそれを証明する手立てもないのだから。もちろん、天文学的にこの惑星を特定することは可能だが、哀れな僕にとって天文学は古代エジプト文字と同じくらい縁のない代物だ。亡き友がここにいれば何の迷いもなく教えてくれたに違いない。だが彼は……。ああ、僕の親友、僕の幼馴染のあいつが……!

  飞机是碎了。我将怎样回到地球上去?不敢想!只有身上的衣裳——碎得象些挂着的干菠菜——和肚子里的干粮;不要说回去的计划,就是怎样在这里活着,也不敢想啊!言语不通,地方不认识,火星上到底有与人类相似的动物没有?问题多得象……就不想吧;“火星上的漂流者”,还不足以自慰么?使忧虑减去勇敢是多么不上算的事!

 ロケットは粉々になった。どうやって地球に帰ればいいのだろう。考えたくもない。僕に残されたのは乾いてボロボロになったホウレン草のように体にへばりつく服と、まだ胃の中にある携帯食料だけ。帰還計画どころか、ここでどう生き残るかすら想像したくない。言葉も通じず地理もわからない。火星に人類のような生き物は存在するのだろうか。問題があまりに多すぎて……。よそう、もう考えないことにしよう。「火星の漂流者」とでも呼べば少しは慰めになるだろうか。心配ごとからそれに立ち向かう勇気を引き去るとは、何と割に合わない計算だろう。

  这自然是追想当时的情形。在当时,脑子已震昏。震昏的脑子也许会发生许多不相联贯的思念,已经都想不起了;只有这些——怎样回去,和怎样活着——似乎在脑子完全清醒之后还记得很真切,象被海潮打上岸来的两块木板,船已全沉了。

 もちろんこれは当時の状況を回想しながら書いているのである。あの時は、頭が混乱していたせいで脈絡もなくいろいろな考えが浮かんできたのだが、今となってはそれを思い出すことができない。考えていたことは二つだけ――どうやって帰るか、どうやって生きのびるか。その他は、完全に冷静になればはっきりと思い出せるかもしれないが。たった二枚の板切れだけが海岸に打ち上げられ、船は完全に沈没してしまったように感じた。

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2017-03-31猫の惑星0 自序 このエントリーを含むブックマーク

自序

自序

  我向来不给自己的作品写序。怕麻烦;很立得住的一个理由。还有呢,要说的话已都在书中说了,何必再絮絮叨叨?再说,夸奖自己吧,不好;咒骂自己吧,更合不着。莫若不言不语,随它去。

 私は自分の作品に序文を書いたことがない。面倒だから――これが一番もっともらしい理由だ。それだけでなく、言うべきことは全て作品の中で言い尽くしているのに、くどくど解説する必要あるだろうか。それに自画自賛するのはよくない。自己卑下も割に合わない。むしろ何も語らぬのがよい。

  此次现代书局嘱令给《猫城记》作序,天大的难题!引证莎士比亚需要翻书;记性向来不强。自道身世说起来管保又臭又长,因为一肚子倒有半肚子牢骚,哭哭啼啼也不象个样子——本来长得就不十分体面。怎办?

 今回、現代書局が『猫の惑星』に序文を載せよという。なんと難しい注文だろう。シェークスピアを引用するにも本を開いて確認するほど記憶力が弱いし、自分の出自来歴を語れば長く嫌味になる。腹の半分に不平不満を抱えて泣いたり喚いたりしてもみっともないだけだ。―― もともと風采の上がらない人間なのに。どうすればいいか。

  好吧,这么说:《猫城记》是个恶梦。为什么写它?最大的原因——吃多了。可是写得很不错,因为二姐和外甥都向我伸大拇指,虽然我自己还有一点点不满意。不很幽默。但是吃多了大笑,震破肚皮还怎再吃?不满意,可也无法。人不为面包而生。是的,火腿面包其庶几乎?

 仕方ない、こんな風に言っておこうか。『猫の惑星』は悪夢だ、と。では、なぜこの作品を書いたのか。最大の理由は――腹がいっぱいになったから。だが出来栄えはよかった。というのも、二番目の姉の息子、私の甥っ子が親指を立てて称賛してくれたのだ。自分しては不満がないとは言えない。ユーモアに欠けている。しかし腹いっぱいで大笑いして腹の皮が裂けたら、それから先はどうやって物を食べればいいのか。不満はあるがどうしようもない。人はパンのみにて生きるにあらず。そうとも、ハムくらいつけてほしいものだ。

  二姐嫌它太悲观,我告诉她,猫人是猫人,与我们不相干,管它悲观不悲观。二姐点头不已。

 二番目の姉は悲観的すぎると言う。私が「猫人間は猫人間だ、我々とは関係ない、悲観的だろうとそうでなかろうと構わない」と言うと、彼女はしきりに頷いた。

  外甥问我是哪一派的写家?属于哪一阶级?代表哪种人讲话?是否脊椎动物?得了多少稿费?我给他买了十斤苹果,堵上他的嘴。他不再问,我乐得去睡大觉。梦中倘有所见,也许还能写本“狗城记”。是为序。

 甥っ子は私に「おじさんは何派の作家?、どの階級?、どういう立場で発言するの、もしかして脊椎動物?」と尋ねる。私は甥っ子にリンゴを5キロほど買ってやり、あいつの口を塞いだ。それ以上質問がなければ安心して寝ることができる。夢の中で見たことを、こんどは『犬の惑星』に書くことができるかもしれない。これを自序とする。

  年月日,刚睡醒,不大记得。

年月日、目覚めたばかりではっきりしない。

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