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2017-04-01猫の惑星1

飞机是碎了。

  我的朋友——自幼和我同学:这次为我开了半个多月的飞机——连一块整骨也没留下!我自己呢,也许还活着呢?我怎能没死?神仙大概知道。我顾不及伤心了。

 ロケットは粉々になった。僕の友だちは、――昔からの学友で、半月あまりロケットを操縦してくれた友だちは――、元の形をとどめる骨すら残さずに逝ってしまった。僕は? まだ生きているのか? なぜ死ななかったんだ? 神のみぞ知るだ。悲しんでいる暇などなかった。

  我们的目的地是火星。按着我的亡友的计算,在飞机出险以前,我们确是已进了火星的气圈。那么,我是已落在火星上了?假如真是这样,我的朋友的灵魂可以自安了:第一个在火星上的中国人,死得值!但是,这“到底”是哪里?我只好“相信”它是火星吧;不是也得是,因为我无从证明它的是与不是。自然从天文上可以断定这是哪个星球;可怜,我对于天文的知识正如对古代埃及文字,一点也不懂!我的朋友可以毫不迟疑的指示我,但是他,他……噢!我的好友,与我自幼同学的好友!

 僕たちの目的地は火星だった。死んでしまった友だちの計算では、ロケットは故障する前に火星の大気圏に突入していたことは確かだ。それなら僕はいま火星にいるのだろうか。もし本当にそうなら亡き友の魂も救われる。火星に降り立った最初の中国人という名誉のためなら命を捧げた価値はあるだろう。しかしここは一体どこなのだ。ここが火星だと信じるほかはない。たとえそうでなくても、そうでなければならない。僕にはそれを証明する手立てもないのだから。もちろん、天文学的にこの惑星を特定することは可能だが、哀れな僕にとって天文学は古代エジプト文字と同じくらい縁のない代物だ。亡き友がここにいれば何の迷いもなく教えてくれたに違いない。だが彼は……。ああ、僕の親友、僕の幼馴染のあいつが……!

  飞机是碎了。我将怎样回到地球上去?不敢想!只有身上的衣裳——碎得象些挂着的干菠菜——和肚子里的干粮;不要说回去的计划,就是怎样在这里活着,也不敢想啊!言语不通,地方不认识,火星上到底有与人类相似的动物没有?问题多得象……就不想吧;“火星上的漂流者”,还不足以自慰么?使忧虑减去勇敢是多么不上算的事!

 ロケットは粉々になった。どうやって地球に帰ればいいのだろう。考えたくもない。僕に残されたのは乾いてボロボロになったホウレン草のように体にへばりつく服と、まだ胃の中にある携帯食料だけ。帰還計画どころか、ここでどう生き残るかすら想像したくない。言葉も通じず地理もわからない。火星に人類のような生き物は存在するのだろうか。問題があまりに多すぎて……。よそう、もう考えないことにしよう。「火星の漂流者」とでも呼べば少しは慰めになるだろうか。心配ごとからそれに立ち向かう勇気を引き去るとは、何と割に合わない計算だろう。

  这自然是追想当时的情形。在当时,脑子已震昏。震昏的脑子也许会发生许多不相联贯的思念,已经都想不起了;只有这些——怎样回去,和怎样活着——似乎在脑子完全清醒之后还记得很真切,象被海潮打上岸来的两块木板,船已全沉了。

 もちろんこれは当時の状況を回想しながら書いているのである。あの時は、頭が混乱していたせいで脈絡もなくいろいろな考えが浮かんできたのだが、今となってはそれを思い出すことができない。考えていたことは二つだけ――どうやって帰るか、どうやって生きのびるか。他の諸々は完全に冷静になればはっきりと思い出せるのだろうが。船は沈没してしまい、海岸に打ち上げられたのはたった二枚の板切れのようだ。

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